新宿は歌舞伎町の「東急歌舞伎町タワー」最上層階にオープンした「BELLUSTAR TOKYO」に到着。
ベルが18階のレセプションまでアテンドしてくれます。
18階到着。
あぁ、この写真ではわかりづらいかもですが、壁に小さくホテルの名前とロゴマークが入っています。
時計回りに廊下を曲がってゆきます。
窓からは新宿の高層ビル群、そして真下にはJRや西武新宿線の線路が見えています。
(写真左方向が新宿駅)
長いホワイエが続きます。床も照明も凝っていますが、全体的な質感はそれほどでもありません。このタワーの18階全体のフロアマップはこうです。
「HOTEL GROOVE SINJUKE」のレセプションも18階で、2つのホテルはこの階では同居しています。
「BELLUSTAR TOKYO」への動線はグレーで示されているエリアを赤矢印の方向に。
この2つのホテルは18階では完全に分かれているかというと、一部では「ゲストオンリー」などの表示、あるいは秘密のドア(?)などで、行き来は出来る作りです。
レセプションに到着。
97室しかないホテルらしく、こじんまりしたレセプションとそのロビーですが、天井から床までの一面の窓で、とても明るく、実際の広さ以上に感じます。
どこもよく考えられて、しかもきれいに整えられていますが、最上級ホテルとしては質感にやや欠ける気もするのは僕だけでしょうか。
僕らの場合は実際にはここは素通り、部屋でのインルームチェックインでした。
(インルームチェックインが全員に対してなのかは、分かりません)
それも午後3時のチェックイン時間にはまだだいぶ時間があるアーリーチェックインだったのに。
ここにもスタッフは多く配されていました。
ベテランそうな動きの人も、いかにもぎこちない動きの人も・・・。
向かって右からコンシェルジュデスク。
「パンパシフィックホテルズ」のロイヤリティプログラムの「DISCOVERY」の表示もありました。
そしてここが中央のレセプションカウンター。
今風なインテリアで、ピシッと決まってはいるのですが、ここも個人的にもう少し質感の欲しいところ。
今回の僕の予約は「東急ホテルズ」の予約サイトからで、「STUDIO PREMIER TWIN」(51~55㎡)という部屋が週末料金で、大人2名朝食付きで税サ込み106280円というもの。
「一休」から「開業プラン」という同じ条件のプランでチェックすると105619円とやや安かったのですが、「東急ホテルズ」の「コンフォートメンバーズ」のポイント還元を考えると、その方が安かったので。
このホテルの部屋タイプについてはここに詳しいです。
大まかに言うと(ペントハウスは除きます)
スタジオルーム(41~48㎡) キングベッド
スタジオデラックス(56㎡) ツインベッド
スタジオプレミア(51~55㎡) キング or ツイン
ジュニアコーナースイートキング(59㎡) キングベッド
ジュニアコーナースイートツイン(53㎡) ツインベッド
デラックススイート(76㎡) キングベッド
2ベッドルームデラックススイート(82㎡) キングベッド2台
の順に値段が上がってゆきます。
予約時、僕の思う「なるべく良い方向」(東京スカイツリー~六本木ヒルズ~東京タワー~新宿駅が一望)の部屋をといろいろ検討したのですが、ジュニアコーナースイートはプレミアの値段とあまり変わらず食指は多いに動いたのものの、上記のビュー的なことから却下となりました。
(まだ1回しか泊まっていないので、どの方向のどの部屋タイプがビュー的にベストなのかは、本当はよく分かっていません。皆様のご意見・ご体験もぜひお聞きしたいところです)
僕らはペントハウス以外では最上階となる44階の部屋をアサインされ、レイトチェックアウトは午後2時までOKといわれました。
レセプション向かいは一面のガラス窓ですが、下の方は白く曇っています。
これはプライバシー目的などではなく(これだけ高いと誰からも見られない)、こういうデザインなんだそうです。
(1)でも書いた、
水を意味する文様「青海波」(せいがいは)モチーフの一部なんでしょう。でも、これも僕にはどこか安っぽい感じが・・・(すみません、文句ばかりで)。
あとこういう外壁の一部が見えちゃうところも。
ロビー一番奥には多目的に使えるコミュニティーテーブルがあり、壁には「イロハウタ」という沢村澄子氏の大きな墨アートが飾られています。
「いろは歌」は文字を覚えるための手習歌として耳に残る古歌で、仏教的な無常観をも唱えるものである。平仮名で書かれたその歌を片仮名で書くとき、そこには書き手の意志が強く反映されると沢村澄子氏は語る。生じる線から、引く線への変換。ここにこう引く、という書家の強い意志の構築により書かれたものだ。
難しくて僕にはよく分かりません(笑)。
ここを曲がると客室階へのエレベーターです。正面に何やらドアらしいものが見えていますが、ご覧いただけてますか?
何の表示もありませんが、これは本当にドアで、ここからジムに行け、「ゲストオンリー」などの表示をくぐり抜けると、同じ18階の「HOTEL GROOVE SINNJUKU」のレセプション・ロビーにも行け、階段を降りると17階のレストラン「JAM17」も行けます。
ここから出てゆくときはルームキーは不要ですが、戻ってくるときには要ルームキーの秘密の(?)ドアです。
これは18階と17階の間にあるアート。
「新宿」というタイトルの西野逹氏によるインスタレーションで、新宿で実際に使われていた家具や日常品を使って作られているとのことでした。
僕にはこれもよく理解できませんでしたが、落ちて来やしないかと心配な気ばかりが(笑)。
エレベーターホールに戻ります。
ここには3枚の「イロハウタ」と同じ沢村澄子氏の墨アートが飾られています。
右から漢数字の「一」「二」「三」が書かれており、これらは物ごとが順調に始まりゆくさまや、その先に徐々に末広がりの繁栄が展開されることを想起させる。敢えてその祈りを凝縮、小さなサイズの作品として設置することにより、背景に張り込まれた和紙の美しさをも味わうことができることに加え、多くを書かないことで、<間><余白><余韻>といった日本的な美の要素をも伝えている。実際には上述のように、レセプション・ロビーは素通りで、アサインされた44階の部屋でのインルームチェックインとなりました。
客室階へは要ルームキー。
客室階のエレベーターホールでは鉄とアンティークガラスで作られた「水の光」という青木野枝氏の作品がお出迎えです。
廊下はやや天井低めなものの、幅は充分。
客室表示が少な目なので、最初はどちらに行ったらよいか迷うこともありました。
アサインされた部屋のドアがベルから引き継がれたスタッフにより開けられます。
「おぉ」と部屋を見回していると、スタッフがすぐに電動でカーテンを開けるスイッチを押し、椅子に座るように促してくれます。
チェックインです。
「何かお飲み物をご用意いたしましょうか」の申し出にコーヒーを頼むと、すぐに運ばれてきました。
コーヒーをいただきながらのチェックインです。
一面の大きな窓(7mくらいある?)からは僕らの希望通りの東京の大パノラマが。
左は「東京スカイツリー」から右は「新宿駅」まで見えています。
以下(3)に続きます。