ホテル前の本町通りの下を走る「みなとみらい線」の「日本大通り駅」が公共交通機関利用では最寄り駅となります。
横浜駅から「みなとみらい線」で6分、「日本大通り駅」からは歩いて3~4分くらい。
一棟丸ごとホテルです。
オーナーは「ケンコーポレーション」。
21階建てで客室数は全315室、37㎡の部屋が297室、72㎡のスイートが18室あるはずです。
客室は19階までで、最上階には横浜港と横浜ベイブリッジを一望できるウエディングチャペルや130㎡のスカイバンケット、また20階には460㎡のグランドボールルームなどがあります。
1階に見えているのがイタリアンレストランの「ミラノグリル」。
テラスもあるお洒落なレストランですが、残念、いまはディナーしか営業していません。
2階は「ハーバーキッチン」というオールデイダイニング。
前回朝食はここで取りました。
今回はどうなるんでしょうか。
では館内に入ります。
チェックインなどが多い時間帯はドアマンやベルが待機しています。
常時ではありません。
ドアを入ると、もちろん消毒と検温。
ほぼ正面にレセプションカウンターで、こういうの(位置)って最近のホテルでは珍しいですよね。
一部繰り返しになりますが、このホテルをオフィシャルページからまとめておきます。
構造規模:地下1階,地上21階
開業日:2020年5月23日
客室構成
スタンダード:297室(36㎡)ツイン 207室(トリプル対応可能17室)/ ハリウッドツイン 33室 / キング 57室(トリプル対応可能11室)
スイート: 18室(72㎡)ツイン12室 / キング6室
料飲施設
1階:スペシャリティレストラン「MILANO|GRILL」(ミラノ・グリル) 店内64席、テラス12席
バー&ラウンジ「The Union Bar &Lounge」(ザ・ユニオンバー&ラウンジ) 店内68席、テラス12席
2階:オールデイダイニング「Harbor Kitchen」(ハーバーキッチン) 174席、個室1室(最大16名)
宴会施設
20階:グランドボールルーム:着席192名/立食420名
21階:チャペル スカイバンケット:着席64名/立食80名 ミーティングルーム・控室(2室)
その他の施設
1階:ペストリーショップ「MARKET」(マーケット) (約35㎡)
3階:リージェンシークラブラウンジ (約220㎡)フィットネス (約55㎡)
駐車場 機械式駐車場(108台収容可能)最大車高2000㎜
となります。
大理石も使われたレセプションカウンター。
レセプション全体としては、漆の箱のような日本らしい和のデザインをイメージ、後ろの壁には江戸切子をイメージした装飾を使っているとのことでした。
僕の今回の予約はハイアットのウェブからで、「NEW KANAGAWA PROMO ROOM ONLY」という全国旅行支援対象料金で、ツインルームの週末料金は1室31760円++、総額38000円というもの。
ウィークデイよりだいぶ高い値段でした。
ここから支援分大人2人(今回は奥さん同伴です)6000円が引け、週末ステイなので地域クーポン「いざ、神奈川(第2弾)」は一人1000円、2人で2000円分いただきました。
ま、いつもの「実質は・・・」の計算をすると、1泊30000円で宿泊ということになります。
アップグレードはどうしたことか(多分メンバーシップのおかげ)「リージェンシースイートツイン」にまでなり、調子に乗った僕は「ベイビューのほうにはなりませんか?」と図々しくも聞くと、しばらくの協議(?)のあと、「午後4時過ぎなら何とかご用意できそうです」と。
やったぁ!と思ったら、奥さん、僕の袖を引っ張り、
脇から毅然とした声で「午後4時は無理なんで、いま入れる部屋をお願いいたします」と。奥さんには勝てないので(笑)、言うとおりに。もったいなかったなぁ、天気も良いのに・・・といまでも残念に思っています。
見えているのはバー&ラウンジの「ザ・ユニオンバー&ラウンジ」。
印象的なクリスタルシャンデリア「ヨコハマムーンライト」は、世界3大クリスタルメーカーとして世界的に有名な「アスフォー」社のものだそう。
3大って他の2つは?
もちろんそれは「スワロフスキー」と「プレシオサ」です。
https://asfourcrystal.com/
お洒落なロビー。
インテリアデザインはホテルのウェブに記載はないものの、「イリア」が手掛けたと聞きました。 https://www.ilya.co.jp/「ザ・ユニオンバー&ラウンジ」のほうからイタリアンレストランの「ミラノグリル」方向を見たところ。写真右がエントランス、左がレセプションです。2階のオールデイダイニング「ハーバーキッチン」も見えています。エントランス入って右のロビー。
ここは「ミラノグリル」のウェイティングエリアとしても機能しているようです。
実際にはこの辺りは通過しただけ。
何故かというと、タクシーを降り名前を名乗ると(苗字だけ)、何とそのベルスタッフ、僕の名前を下まで知っているようで、すぐに「クラブラウンジまでご案内いたします」と。
まるで往時の「パークハイアット東京」のような対応で、あっという間に3階の「リージェンシークラブラウンジ」に到着といった次第だったんです。
エレベーターホールのアートはいかにも横浜、文明開化の絵柄でした。
五雲亭 貞秀 画「神奈川横浜新開港図」万延元年(1860年)制作⼆科会会員 井⽥ 健⼀ 2019 年12⽉ホテルの建つ⽇本⼤通りを油絵で描いた作品五雲亭 貞秀 画
こんな絵柄の時もありました。
以下(2)に続きます。