秋の金沢旅行 (2) 「ハイアットセントリック金沢」にチェックイン、アップグレード
2021年 10月 16日
「チェックインでらっしゃいますか?」
僕がうなずき名前を言おうとすると、「でしたらこちらでお待ちください。順番に対応させていただきます」とこのソファの方に案内されました。
(写真を撮った時は「チェックアウト」の札ですが、もちろん僕の着いた時間は「チェックイン」の札)
あぁ、カウンターしか目に入らなかった(初めてのホテルはとかく迷います)。
「木虫籠」とは金沢の茶屋街の建築に使われている弁柄色の格子のことで、建物と路地を区切りながらつなげています。
ま、もちろん、ここでは木材ではなくアルミを使っているようですが。
クラシックでありながら、どこかモダンさも出しているのはさすがです。
入ってきたのは↓の写真左からです。
奥の方を見ると、奥正面はレストランのようです。
たぶん「FIVE - GRILL & LOUNGE」というオールデイダイニングでしょう。
カウンターに呼ばれます。
カウンターの上にもカボチャなどの季節のディスプレーが。
レセプショニストはベテランぽく、丁寧かつ的確でした。
この日のスタッフのマスクは何とレインボーカラーでした。
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct/offers
揃いのピンクのTシャツを着てハイアットの副社長はじめスタッフがパレードに参加、ホテルのスタッフもシンボルカラーであるレインボーのマスクをつけているんだそうです。
ハイアット、すごい、そこまでやる?
https://www.kanazawarainbowpride.com/
ハイアットは「思いやりの心で相手の最高を導き出す」という企業理念を掲げているそうで、最高の状態とは、人が自分らしくあることだと考え、この機会に自分らしいスタイルで、ハイアットの宿泊を楽しんでもらえたらとのこと。
こうした性的マイノリティーのイベントやパレードは北陸では初の開催なんだそうです。
全く予想すらしていなかったので、あまりのことににやにやが止まりません。
部屋に入ってからネットでスイートの値段を調べてみるとmember rateでも10万円弱はする部屋です。
アップグレードっていつ来るのか、どう来るのか、本当によくわかりません。
朝食は無料、ドリンク券1枚、午後4時までのレイトチェックアウトもOKとなりました。
ロビー中央くらいにはこうしたビジネスセンター的役割のロングテーブル(ゲストは自由に使えます、スタッフも時々調べものしてたりします)と、その反対側には座り心地の良いソファーが置かれています。
奥さんの時の写真を見てもあまり変わっていないので、アートブックなども丁寧に扱われているんでしょう。
というか、この本を開けて見る人はいない?
メイン+バフェのスタイルと。
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct/dining/five-grill-and-lounge
レストランはかなり広く、何と188席 (ダイニング :116席、朝食時100席、 プライベートダイニングルーム:1室12席、 パビリオン:36席 、ラウンジ 72席 、カウンター:15席、ラウンジシーティング:57席)も、これは一番手前の席、アフタヌーンティーの時間などはこの辺り満席でした。
九谷五彩の五。
金沢は、いつも異なる色を、 伝統と時代性を繊細に組み合わせることで新しい文化をつくりあげてきた。
5つの異なる空間からなるグリル & ラウンジで世界に学んだシェフが北陸の食材をクリエイティブな一品に仕上げる。
人が、食が、アートが巡るこの空間で生まれるエネルギーが大きく高まり 、また 新しいなにかが生まれることを想像して 。
エレベーターホール。
ここから、13階までの客室と、一部のエレベーターは14階の「ROOF TERRACE BAR」に行くことが出来ます。
客室階へのアクセスは要ルームキー。
ホール奥のアートは水引がモチーフでしょうか。
作者名などは分かりませんが、金沢を代表する、あるいは在住のアーティストの作品がホテル至るところに飾られています。
その作業の後には捨てらてしまうその和紙を広げて乾かし貼り付けたアート作品と聞きました。
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct/rooms
ここについては
キングサイズベッド1台、ソファーベッドはご用意ありません
とあり、9~12階に計4室あるようです。
その上は96㎡ある「カナザワスイート」1室のみ。
デジタル昇華転写プリントという手法と。
ホテルのエントランスでも多く使われていたブルーがモダンな刺し色になっています。
「ブルーフォルム」という作品名で、セラミック粉・アクリル・テラコッタで出来ているそう。
銀座の「ハイアットセントリック」などと似た作りです。
人気の「GARNIER-THIEBAUT」製。
奥にはアイロンやアイロン台、懐中電灯などが・・・。
床はフローリングから絨毯敷きに。
ブラインドはダブル(SHADEとBLACKOUT)、電動で開閉できます。
ソファはL字型の大きなもので、奥行きも充分あり、たっぷりのクッションとともに◎に近いと思いました。
最近多いファッショナブルな小さい丸テーブルとかは、ものも置ききれず、仕事も出来ず、好きじゃないんです。
照明もどこかお洒落ですね。
やや左を見ると「金沢駅」、そして「ヴィアイン金沢」や高層の「ホテル日航金沢」などのホテルが。
すごいな、グローバリスト。
いつも有難うございます。
僕の場合はアップグレードはされますが、スイートになるなんてそう数多くないです。
ネットを見ると、グローバリストの皆さん、結構良い思いをされている方が多いですが、僕は本当にたまにです。
今回は混んでいる週末にだったので、スイートなんて予想すらしてませんでした。
館内にはTVに出ているような有名人(「プライド」関連のイベントの司会?パネラー?)もいましたし、どうして僕にまでスイートが回ってきたのか?です。