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THE AOYAMA GRAND HOTEL (4) アフタヌーンティー、夜景、朝食

5000円分の金券があるのに、予定していたルーフトップバーは強風のためクローズと。
さぁ、どうしよう、どこで使おうと考えていた時に、「はっ」と思いだしました。
「ザ・トップ」から出てきてエレベーターに乗る間に「トラットリア・アンドレア・ロッシ」(TRATTORIA ANDREA ROSSI)というイタリアンレストランがあり、そのレセプションの女性がきょろきょろしている僕に親切に声掛けしてくれたのです。
とても感じの良い女性。

     https://aoyamagrand.com/restaurants/trattoria-andrea-rossi/

彼女の「アフタヌーンティーもやってますよ、よろしかったらどうぞ。お待ちしています」なんて言葉を思いだし、再び最上階20階へ。
幸い窓際席がまだ空いているとのことなので、店内に。
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アフタヌーンティーは正午から午後5時までで、ラストオーダーは午後3時、値段は税サ込みで5500円。
ホテル1階にある紅茶専門店「TEA POND」の紅茶を頼んだりするとプラス1000円かかるそうです。
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THE AOYAMA GRAND HOTELのテーマとする、70年代 東京を代表するデザート、原宿で文化を生んだ「クレープ」がスペシャリティのアフタヌーンティー。
香り豊かな紅茶やハーブティーをあわせて、焼き立てのクレープやマドレーヌを取り入れた、ホテルメイドの上品なティースタンドをお楽しみください。
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店は大きな2面のガラス張りで、東京のシティービューがばっちり。
大理石カウンターのバーエリア、ダイニングエリア、プライベートエリア(半個室)といろいろな席があります。
昼間なので、これはやはり東京タワービューの席でしょう。
メニューを渡され、どのドリンクも種類を変えても飲み放題といわれ、まずはスタッフのお薦めオーガニックティースパークリング(ノンアルコール)というものからスタートします。
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目の前の細長いビルは「東急ステイ青山プレミア」、14階以上がホテルになっています。
緑は「青山霊園」、その奥に「東京タワー」が見えています。
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メニュー。
題して「TOKYO STRAWBERRY AFTERNOON TEA」だそうです。
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おぉ、来ました。
伝統的な3段スタンドに乗せられたスイーツやセイボリー達。
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まずは苺のヴェリーヌ。
ヴェリーヌはいわゆるグラスデザートで、「Verre」(グラス) と「Terrine」(テリーヌ)の合成造語じゃないかと思ってるんですが。
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苺のタルトと「あまおう」のシュクレフィレ。
シュクレフィレとは飴細工のこと、苺にきれいに飴がコーティングしてあり、これは温度管理が微妙なはずなので、最初に食べます。
「あまおう」も美味しいのですが、このパリッとした薄い飴もなかなかのもの・食感でした。
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中段には苺のショートケーキ、苺のシュークリーム、マドレーヌがあり、どれもケーキバフェなどで出るケーキと一線を画したもの。
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一番下はセイボリーでバジルのアランチーニ、生ハムとフルーツ、野菜のカポナータ。
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しばらくすると、このアフタヌーンティーのメイン(?)の「クレープヴェルジョワーズ」が運ばれてきます。
焼き立て、皿も熱々です。
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「ヴェルジョワーズ」(vergeoise)とは、フランス北部やベルギーでよく食べられる精製度が低い砂糖のこと。
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甘いクレープ、久しぶりに食べましたが、自家製というジャムや生クリームともよく合い、熱々のうちに食べ切りました。
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その後「焼きたてです。いかがですか?」とフィナンシェなども配られます。
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周囲に人がいなくなり、陽の光もほどほどになってきたので、すべてのシェードが上げられました。
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巨大な窓で東京ど真ん中にいるぞの空中浮遊感も感じる良い席に移動、ゆっくりアフタヌーンティーを楽しみました。
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ただフリーフローとなっている紅茶やドリンク類は高級感がなく、カトラリーもややや安物っぽいところがあったのは残念でした。
5000円のクレジットを使ったので、支払いは500円ということに。
今度は夕方の部屋からの景色です。
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ルーフトップバーがクローズだったのでこうして部屋でトワイライトタイムを過ごし、夜は僕の趣味(音楽)の方のバー(飲みませんけど)で楽しく過ごしました。
歩いていける距離だったので最高。
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そして、明け方。
太陽は246号線の先の方のビルの合間から顔を出してきました。
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今回の僕の宿泊プランには朝食が含まれています。
朝食は4階のオールデイダイニング・バーの「ベルコモ」で。
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前日僕のチェックインをしてくれたベテランそうなスタッフが、マルチタスクなんでしょう、朝食の給仕もしてくれます。
朝8時までの勤務なんだそうです。
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朝食はウェブには朝7時からとありましたが、実際には7時半から。
最近コロナ禍ということで朝食の開始時間が遅くなっているところが多いですが、これはサービスの低下、僕のように朝早くチェックアウトする人間もいるはずですから。
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メニュです。
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僕はプリフィックスブレックファストという洋食のほうを。
1人税込み3850円だそうです。
選べるドリンクのオレンジは本当にフレッシュ、しぼりたてでした。
グリーンスムージーや前日アフタヌーンティーで飲んだ「オーガニックティースパークリング」なんかも選べます。
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前菜も3種類からで、僕は「自然耕房あおきさんの有機サラダ」というものを。

     http://www.shizenkobo-aoki.com/

京丹後の農園なはずですから、毎日陸送でもされてくるんでしょうか。
もちろん悪くはないんですが、そう特別感があるわけでも・・・。
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メインはオムレツ、目玉焼き、ハム&チーズトースト、バベットステーキ、アサイーボウル、牛骨フォー、マッサマンカレーの7つの中から選べます。
種類が多いのは嬉しいですね。
バベットステーキは日本では珍しいけど、ここはフランスじゃないし朝には重いかも、ということでマッサマンカレーにしてみました。
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これが予想外に美味しかったんですよね。
辛みやクローブやカルダモンなどのスパイス感が足りてないし、更にはタイでマッサマンカレーにパクチーは乗せませんが、いや~、全体にはなかなかなお味でした。
アメリカの「CNNGo」が「世界で最もおいしい50の食べ物」(World’s 50 most delicious foods)」の1位に選んだカレーを皆様もぜひ。
あとはヨーグルトにフルーツ。
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最後にコーヒーで〆、僕は仕事場に。
選択肢もいろいろある朝食、良いんじゃないですか、これ。
いろいろなこだわりを詰め込んだ上質な小規模シティホテル、ややオーバープライス感もありますが、目的用途によっては覚えておいていいホテルかと思いました。

Commented by ファン at 2021-05-02 17:36 x
ステキなホテルでした。
まだまだ自分が名前すら知らない高級ホテルが東京にはいろいろありそうでわくわくしてしまいます。
これからもそういうホテルをご紹介ください。
Commented by shackinbaby2 at 2021-05-02 22:54
>ファンさん
いつも有難うございます。
この位のまだあまり知られていない高級系のホテルがまだあるのか、僕にもわかっていませんが、ヒルトンとハイアット以外もなるべく泊まってみたと思っています。
このホテルは値段は別にすれば、なかなかしっかりしたホテルでした。
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by shackinbaby2 | 2021-05-02 00:00 | ホテル・東京 | Comments(2)

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