THE AOYAMA GRAND HOTEL (4) アフタヌーンティー、夜景、朝食
2021年 05月 02日
さぁ、どうしよう、どこで使おうと考えていた時に、「はっ」と思いだしました。
「ザ・トップ」から出てきてエレベーターに乗る間に「トラットリア・アンドレア・ロッシ」(TRATTORIA ANDREA ROSSI)というイタリアンレストランがあり、そのレセプションの女性がきょろきょろしている僕に親切に声掛けしてくれたのです。
とても感じの良い女性。
https://aoyamagrand.com/restaurants/trattoria-andrea-rossi/
彼女の「アフタヌーンティーもやってますよ、よろしかったらどうぞ。お待ちしています」なんて言葉を思いだし、再び最上階20階へ。
幸い窓際席がまだ空いているとのことなので、店内に。
ホテル1階にある紅茶専門店「TEA POND」の紅茶を頼んだりするとプラス1000円かかるそうです。
香り豊かな紅茶やハーブティーをあわせて、焼き立てのクレープやマドレーヌを取り入れた、ホテルメイドの上品なティースタンドをお楽しみください。
大理石カウンターのバーエリア、ダイニングエリア、プライベートエリア(半個室)といろいろな席があります。
昼間なので、これはやはり東京タワービューの席でしょう。
メニューを渡され、どのドリンクも種類を変えても飲み放題といわれ、まずはスタッフのお薦めオーガニックティースパークリング(ノンアルコール)というものからスタートします。
緑は「青山霊園」、その奥に「東京タワー」が見えています。
メニュー。
題して「TOKYO STRAWBERRY AFTERNOON TEA」だそうです。
伝統的な3段スタンドに乗せられたスイーツやセイボリー達。
ヴェリーヌはいわゆるグラスデザートで、「Verre」(グラス) と「Terrine」(テリーヌ)の合成造語じゃないかと思ってるんですが。
シュクレフィレとは飴細工のこと、苺にきれいに飴がコーティングしてあり、これは温度管理が微妙なはずなので、最初に食べます。
「あまおう」も美味しいのですが、このパリッとした薄い飴もなかなかのもの・食感でした。
焼き立て、皿も熱々です。
5000円のクレジットを使ったので、支払いは500円ということに。
歩いていける距離だったので最高。
太陽は246号線の先の方のビルの合間から顔を出してきました。
朝食は4階のオールデイダイニング・バーの「ベルコモ」で。
朝8時までの勤務なんだそうです。
最近コロナ禍ということで朝食の開始時間が遅くなっているところが多いですが、これはサービスの低下、僕のように朝早くチェックアウトする人間もいるはずですから。
1人税込み3850円だそうです。
選べるドリンクのオレンジは本当にフレッシュ、しぼりたてでした。
グリーンスムージーや前日アフタヌーンティーで飲んだ「オーガニックティースパークリング」なんかも選べます。
http://www.shizenkobo-aoki.com/
京丹後の農園なはずですから、毎日陸送でもされてくるんでしょうか。
もちろん悪くはないんですが、そう特別感があるわけでも・・・。
種類が多いのは嬉しいですね。
バベットステーキは日本では珍しいけど、ここはフランスじゃないし朝には重いかも、ということでマッサマンカレーにしてみました。
辛みやクローブやカルダモンなどのスパイス感が足りてないし、更にはタイでマッサマンカレーにパクチーは乗せませんが、いや~、全体にはなかなかなお味でした。
アメリカの「CNNGo」が「世界で最もおいしい50の食べ物」(World’s 50 most delicious foods)」の1位に選んだカレーを皆様もぜひ。
あとはヨーグルトにフルーツ。
選択肢もいろいろある朝食、良いんじゃないですか、これ。
いろいろなこだわりを詰め込んだ上質な小規模シティホテル、ややオーバープライス感もありますが、目的用途によっては覚えておいていいホテルかと思いました。
まだまだ自分が名前すら知らない高級ホテルが東京にはいろいろありそうでわくわくしてしまいます。
これからもそういうホテルをご紹介ください。
いつも有難うございます。
この位のまだあまり知られていない高級系のホテルがまだあるのか、僕にもわかっていませんが、ヒルトンとハイアット以外もなるべく泊まってみたと思っています。
このホテルは値段は別にすれば、なかなかしっかりしたホテルでした。