パークハイアット京都 （７） 「山荘 京大和」の和朝食＠「KYOTO BISTRO」

快適なベッドで熟睡したshackinbaby夫婦。
旅行先でも結構早起きです。
天気は残念ながら雨、今日の行動は限られそうです。
朝はまだ明けたばかり、４階のレストランフロア（？）に行ってみます。
この時間でもこのフロア（ホテル棟の外）に行くことはできます。
もちろん店は閉まっていますが。

シグネチャーレストランの鉄板焼き「八坂」とバー「琥珀」の間が展望台のようになっています。
「八坂の塔」と京の街並みを見るには、６階の僕らの部屋より邪魔するものがなく、ホテルではここがベストビュー。
あぁ、天気さえ良ければ、更に・・・。
これは「八坂」のカウンター、ここでランチでも良かったかなと思ったのですが、もうランチはお隣の「レストランひらまつ 高台寺」に予約済みなんです。
残念。
ホテルのＦ&Bアウトレットには　

八坂 - 熟練シェフによる革新的な鉄板焼
山荘京大和 - 京都代表的な老舗料亭の懐石料理
KYOTO BISTRO – 二寧坂と繋がるカジュアルでアットホームなダイニングカフェ
ザ リビングルーム – コース仕立てのアフタヌーンティーやランチボックスが楽しめるラウンジ
琥珀 – オリジナルカクテルと共に八坂の塔や京都タワー、京都の街を一望出来るバー

があると、ウェブにありました。
で、朝の「二寧坂」、まだ誰も歩いていません。
昼間の喧騒が嘘のようです。
雨に濡れたしっとり感がまたこの古い街並みをさらに魅力的にしています。
「パークハイアット京都」の朝食は１階にある「KYOTO BISTRO」かルームサービスで、ということになります。
僕らはその「KYOTO BISTRO」で和食、前日ランチした「山荘京大和」製の和朝食をいただくことに予約を入れています。
数量限定だそうで（３０食？）、確保するには早めに（僕らはチェックイン時）予約を入れておかねばなのです。

　　　　　https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/dining/kyoto-bistro
「パーク ハイアット 京都」１階に位置するカジュアルダイニング。
二寧坂を眺めながら、朝食から早めのディナーまで１日を通して気軽にご利用頂けるフレンドリーでアットホームな空間です。

ここがその「二寧坂」側の入り口。
こちらはホテル内からのエントランスです。
朝食は朝の７時から。
店名には「ビストロ」、ホテルのウェブには「ホームスタイルカフェ」という言葉が使われています。
上質なカジュアルさを感じさせる店内。
僕らは「二寧坂」に面したこの席に陣取りました。
この時間はまだ誰もいませんが「二寧坂」を眺めながらの食事、やはりこの席がベストでしょう。
メニューはこれ。「山荘 京大和」製のジャパニーズブレックファスト（和朝食）が５５００円＋、ビストロブレックファストが５０００円＋、あとアラカルトが。
やはりなかなかのお値段しますね。
でもメニューからその上質そうな感じは伝わり、ビストロブレックファストも相当に魅力的でした。
僕らは前述のようにジャパニーズの方を。
最初にお品書きと目ざめの玄米茶。
本日の旬菜は菜の花と揚げ麩。
口に広がる「春」感と揚げたお麩の食感が口福です。
この後は2段重と焼き物、少し時間をおいて個別に炊いたご飯が運ばれてきます。
出汁巻き玉子の卵は「美山平飼い卵」を使用。
煮物は筍入りの飛竜頭。
共に和食の鏡のような出来、普通のホテルの和朝食とは全然質が違います。
この少しづつのご飯の友がまた嬉しい味の連続。
切り干し大根の炊いたもの（炊いたん）、和牛と牛蒡のきんぴら、京都加茂とうふ「近喜」の冷や奴、じゃこと伏見唐辛子の炒め煮、「茨木屋」の焼き蒲鉾、明太子、おかか昆布に香の物。
じゃこと伏見唐辛子の炒め煮は買って帰りたいほどでした。
焼き物はマスの西京焼きに黒豆と酢蓮。
ご飯はこの陶器製の窯で個別に焚いたものが運ばれてきます。
超熱々。
窯の蓋を開けると立ち上がる蒸気にカメラは一瞬曇ります。
写真ではわかりずらいかもしれませんが、お米が光っています、そして何と良い匂い。
お米は丹後産のコシヒカリと。
炊き立てのご飯を会席の「一文字」スタイルでよそってくれます。
また蓋をしてご飯は蒸らされ、２杯目をいただくときにはまた違った食感でご飯を頂いただけます。
その変化も楽しい・・・。
お焦げも出来ていて、これがまたなんとも美味しくて。
味噌汁は浅利の麦味噌仕立て。
デザートには苺にホワイトチョコレートをまぶしたものが出ました。
立派な苺。
そして最後にほうじ茶がでて「山荘 京大和」製のジャパニーズブレックファストは終了です。
いや～、満足しました。
こういう和朝食を食べちゃうともう普通のホテルの和朝食なんて食べられなくなります。
ランクが違います。
このレストランでもコーヒーは追加注文出来たのですが（別料金）、僕らは歩いてほんの１～２分の「スタバ」にコーヒーを飲みに行き、朝食の〆としました。
その訪問記は数日前に書いた通りです。