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パークハイアット京都 (5) 「デラックスツイン」の続き

「パークハイアット京都」の「デラックスツイン」という部屋を見ています。
68㎡という広さです。
TVの両側に引き戸があり(開けた状態で撮影)、右側奥には(入ってきた)ドア、クローゼット、ミニバーがあり、左側はウェットエリアで、両者は繋がってもいます。
TVは55インチ、スマートTVではありません。
角度をつけられるので、ベッドからもソファからも、正面で見られます。
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右側の方を拡大してみました。
一番奥にドア、右側に大きなクローゼット、左側にウェットエリアへのドア、その両側にもクローゼット、手前右にミニバーと続いています。
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ミニバーは印象的な作り。
壁面は光が当たると金色に近くもなるゴージャス・ジャパネスク系、そこに傷一つない磨き上げられた黒トップのアーモアに、選び抜かれた🅂配色・サイズのインテリア用書物(これを手に取って読もうという人は少ないでしょう)ときては、「和モダン」として最高峰のデザインと言えるでしょうか(言い過ぎ?)。
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デザインだけじゃなく、ミニバーのフルストックぶりもかなりなものです。
夕方のターンダウン時のハウスキーパーを見ていると、この膨大な品をすべて点検、無いものを補充するだけではなく、かなり細かく各所を拭き上げ、時間をかけて元通りにしてくれています。
戸を前開きに開けると、アーモア内が点灯。
黒とガラス板がメインですから、汚れはすぐに目立ってしまうのですが、それは全くなし、ここの清掃やターンダウンはすごいです。
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もう写真だけでお判りでしょう、欲しいものはほとんど揃っています。
ネスプレッソ、電気ポット(「バルミューダ」製)、素敵なカップ&ソーサー、瓶入りの「伏水」、ガラス製のティーポット、使用済みのティーバッグ入れ?、黒い箱はアイスペール、そしてリカー類。
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「伏水」は京都・伏見の日本酒仕込み水、ここでは「黄桜」のが使われています。
この瓶はホテル内いろいろなところに置いてあり、「ティーラウンジ」や「ライブラリー」などでも無料でいただけます。
「黄桜」のオンラインショップでは「伏水」のペットボトルは売ってますが、この瓶入りの方は扱ってないようです。

名水「伏水」は桃山丘陵地帯に流れる良質な地下水。
日本酒の仕込み水としても使われ、口当たりの柔らかさが特長です。
そのままお飲み頂いても結構ですが、お茶・コーヒーを入れられる時に、水割り用に、又お料理等にもご利用下さい。

他の京都の高級ホテルでもこれをミニバーに置いてあるところも複数ありましたが、どこも有料でした。
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引き出しを開けてみると、これも金色がゴージャス感あるデミタスカップ、チョコレートバー各種、「マスターオリジン」シリーズを中心としたネスプレッソカプセル、ポーションミルク、各種の砂糖、カトラリーも一点の曇りも傷もないものが・・・。

     https://www.nespresso.com/jp/ja/order/capsules/original
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深緑色の陶器の中にはニューヨーク生まれの高級紅茶ブランド「TEA FORTE」の独特の形をしたティーバッグが。
イングリッシュブレックファスト、アールグレイとアフリカンソルスティス(ルイボスティーにバニラを足したハーブティー)が置いてあり、実際に買おうとすると1個400円くらいもするので、通常は手が出ない紅茶です。

     https://www.teaforte.jp/
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ティーフォルテは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)出身のデザイナー Peter Hewitt が2003年に創設したプレミアムティーブランド。
革新的なデザインはすぐに注目を集め、翌年には全米スペシャルティフード小売業協会(NASFT)主催のソフィアワードにて"ベスト・フードギフト賞"、"ベスト・デザイン賞"をダブル受賞。
2011年にも高級食材で最も権威ある同賞で金賞を受賞しました。

不思議なのは緑茶の準備がなかったこと、京都のホテルなのにです。
ティーバッグでも茶葉でも良い、電話で聞いてみると、すぐにこんなものが届きました。
あるんじゃないか、ちゃんと。
なんでデフォで置かないんでしょう。
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ティーバッグにしてはとても美味しい緑茶でした。
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ワインやグラスも揃っています。
グラスは一目で良いもの、ワインはプライスリストを見ましたが、予想より高値がついていました。
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冷蔵庫は引き出し式、ぎっしりと各種飲み物が冷えてます。
ここでも値段を見るのは止めておきましょう。
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今度はウェットエリアを見てみます。
ここも光が当たると金色に近くなるミニバーのアーモア周囲と同じ色が使われています。
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どこも美しく作られているのですが、光が当てられた籠の陰がなんとも印象的。
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大理石の天板の上に、左右対称あるべきところにあるといった感じに並ぶ、コップ、タオル、ソープ・・・。
タオルも質の良いものです。
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清掃状況もばっちり、夕方のターンダウンサービスでまた見違えるようにきれいに再清掃してもらえます。
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ソープはニューヨーク生まれの「LE LABO」の「SANTAL 33」シリーズのもの。
このボタニカルサフラワー系の香りで、個人的にかなり好きです。

     https://www.lelabofragrances.jp/shop/search/?category_id=fine-fragrances&size_code=S33&color=1

このソープだけは久しぶりに未使用品を家に持って帰りました。
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こちらがかなり広く取られたバスルーム。
頭上のシャーも大きく、湯量も充分です。
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バスタブも広めそして深め。
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ソープ以外のトイレタリーも「LE LABO」かと思いきや、シャンプー、コンディショナー、ボディージェルはホテルのロゴ入りの「EDIT(h)」のもの。

     http://edithtokyo.com/products/

東京生まれのもともとは朱肉のメーカーのブランドです。
その「Yuzuki」という柚子フレイバー。

天然ゆずの力強さとウッディ、フローラルが奏でるビター&スウィートの世界。
みずみずしさと濃厚さを重ねたトップからラストノートへの移ろいは官能的であり、そして同時に知的さも演出します。


僕はここはすべて「LE LABO」の「SANTAL 33」シリーズで揃えてほしかったですけどね。
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ターンダウンの時に「京都ちどりや」のバスソルトも置かれます。
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バスタオルなどは、ハイアットの好きな縦型の棚に・・・。
最近のハイアットはこの手が多いですよね。
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黒い箱の中には歯ブラシなどアメニティーが一通り、時計がここにあるのも嬉しいし、ドライヤーは「ダイソン」製のものでした。
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歯ブラシ、シェーバー、シェービングクリーム、コーム、ネイルケア、コットン、綿棒、シャワーキャップ、ボディータオル、マウスウォッシュ。
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タオル地のバスローブはサイス違いで置いてあります。
こういうのは何気に嬉しいこと。
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ベイシン(ウェットエリア)の方から、ドアを通して、ミニバーの方を見たところ。
こういう景色も美しいですね。
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トイレは便座自動開閉式。
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最後にクローゼットを見てみましょうか。
美しいタモ材仕上げで、とにかく大きく広いです。
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セイフティボックス、下段にスリッパ。
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スリッパはとても履きやすいもので、大小サイズを違えて置いてあるのも、バスローブ同様◎です。
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あ、何かバランスの悪い写真になっちゃいました、すみません。
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上の段には浴衣、下の段はご覧のように・・・。
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ウェットエリアへのドア両側もクローゼット、こんなにいりませんというくらいスペースが取られています。
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最後にもう一度部屋の中央を見ておきましょう。
これが翌朝、ターンダウンしてもらった後のベッドやリビングエリアです。
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ベッドメイクだけしてくれれば良かったのに、シーツから何から総とっかえ、まるでチェックイン後の部屋のようにまで仕上げてくれていました。
僕らが朝食を食べている間に・・・。
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おかげで午後4時のレイトチェっクアウト時間まで、乱れたベッドを見ないで、過ごせました。
素晴らしいホテル、ハードもソフトも最高と評してい良いホテルかと思いました。

Commented by 一休ファン at 2021-04-01 17:38 x
わぁ。。採光の感じ、窓からのビュー、完璧ですね。
ここってソファもテーブルも低めに作られてますよね。
ソファに座ってもちゃんと八坂の塔を眺められるようにしたのかな?と勝手に思ってました。
>こんなにいりませんというくらい
分かります!あまりに多すぎて帰る直前に「ここもクローゼットだったんだ!」
と気づいた箇所もあったりして。笑
写真のスリッパ、履いた感触が大変快適だった記憶があります。
アメニティの柘植の櫛、持ち帰ってポーチに常備しています。
小物やインテリア等含め「一切手抜きのない完璧なホテル」という印象でした。
Commented by 12345 at 2021-04-01 18:01 x
そろそろ私からも・・・。
<素晴らしいホテル、ハードもソフトも最高と評して良いホテルかと思いました。
確かにそうなんですが、私としては、パークハイアットであってもパークハイアットのようなラグジュアリーホテルなんです。
東京、パリ、ミラノ、シドニー、メルボルン、ハンブルグ、上海など過去にできた一流都市のパークハイアットほどの感動はなかったです。
近年のパークハイアットでは、バンコクだけが大変秀逸で、ソウル・プサンも良いのですが、どこかのホテルに似ている感じで、ここ京都も同様の感じ。
パークハイアット京都も大変良いのだけれど、もっとすごいことを期待してました。
一流ホテルは一番スタンダードな部屋でも一流のサービスが基準です。
ここが残念なのは、ホテラバさんのいう眺望次第のホテルですから、一番スタンダードの部屋での眺望はよくないですから、この点が評価を下げました。
これだけの料金を取るパークハイアットならば、全てが一流でなければなりません。
ちょっと厳しめ意見かな・・。

ポイント宿泊して、飲食にお金をかければ良いのが、賢い使い方でしょう。

Commented by shackinbaby2 at 2021-04-01 18:49
>一休ファンさん
いつも有難うございます。
スリッパは履きやすいの使ってるなと思ってたら、奥さんの荷物の中に隠れていました。
彼女もそう思ったようで、家で使おうと・・・。
スリッパ一つでもそんな感じですから、他の備品も同様で、そうなるとホテルの価格も仕方ないのかなあなんて思っちゃいました。
できれば再訪したいですが、ポイントはそうそうはたまらないし。
有償で泊まることはハナから考えていません(笑)。
Commented at 2021-04-01 19:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by shackinbaby2 at 2021-04-01 19:47
>12345さん
いつも有難うございます。
ミラノ、メルボルン、ハンブルグ以外は泊まったことがありますが、どこもその地の最高峰ホテルの一つかと強く思いました。
経験がまだ少ないせいか、僕には京都も小規模ホテルの良いところが十二分に出ていて、同程度に素晴らしいと・・・。
眺望に関してはおっしゃる通りとは思いますが。
もっといろいろパークハイアットを体験すると分かってくることもあるのかもしれません。
国内ではニセコにも行けてませんし。
パークハイアットに限らずハッとするほどのホテルに出会いたいといつも思っています
Commented by shackinbaby2 at 2021-04-01 19:53
>XXXさん
いつも有難うございます。
そうでしたか、了解です。
XXXさんということでお返事させてください。
もしお聞きになられたいことがあれば、僕の覚えてる範囲でお答えします。
でもたったの1泊ですから、大した知識も情報もないですが。
本当に素晴らしいホテルでしたよ、どうぞお楽しみになって来てください。
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by shackinbaby2 | 2021-04-01 00:00 | ホテル・ハイアット系 | Comments(6)

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