浅草ビューホテル (1)
2020年 07月 22日
そんなまだ梅雨も明けきらきぬ今月の某週末、久しぶりに浅草に行き、宿泊もしてきました。
泊まったのは浅草唯一の高層ホテル「浅草ビューホテル」。
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/
ウィキペディアにはこうあります。
1985年(昭和60年)99に、国際通り沿いの浅~国際劇場跡地に開業した、地上28階地下3階建てのホテル。
タワー部は国際通りから約20度ずらして、隅田川とほぼ平行になるよう建てられており、南東側の客室からは隅田川の花火が一望できる。
客室壁面には小窓が設けてあり、隅田川の花火以外に、三社祭の活気、浅草寺の除夜の鐘の生の音を楽しむことが出来る。
特に東京スカイツリーを眺めることのできる27階東側のレストランでは、「世界一の夜景」をPRしている。
伝統とモダンをミックスした下町浅草で、宿泊、ウェディング、レストラン、宴会、法宴などもでき、ショップや温水プールもあるホテルである。
また、東京スカイツリーフレンドシップホテルに登録されており、スカイツリー入場券の購入など、優待が受けられる。
う~~ん、もう少し良い言いようがあるような気もしますが。
アクセスはつくばエクスプレス線「浅草駅」なら直結、東京メトロ銀座線「田原町駅」からだと徒歩7分、都営地下鉄「浅草駅」からは徒歩10分といったところでしょうか。
JR上野駅からバス「スカイツリーシャトル」という手もあります。
ホテル真ん前に停まり、料金は220円。
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/news/cms_thum/SKYTREE-ShuttleBuses16.12.pdf
前述のようにこのホテル、もう築35年以上なので、リニューアルも済んでいます。
「変わり格子」の天井はモダンな和の表現。
ここにはぜひ浅草を感じさせるダイナミックなアートは何か欲しいところです。
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa-annex/
ロケションも少しだけ浅草の中心地に近いし、ハードは最新でしょうし、宿泊ゲスト用のラウンジもあるというこの新館の方に実は興味津々でしたが、時期的にそれはかないませんでした。
ただどうやら低層(10階建てくらい??)のホテルらしく、眺望は望めそうもありませんが。
で、「浅草ビューホテル」、なかなか堂々とした外観です。
正面エントランス左にはサブ・エントランス(バンケット用?)もあり・・・
コンセプトは「 ASAKUSA FOUR ROOMS 」。
さまざまな時代のエンターテインメントが混在する浅草の新たなランドマークになるべ く 生まれ変わります。
見る角度によって縦格子にもアーチにも見える「 浅草 変わり 格子」をまとったファ ーストロビー、浅草旅情を感じさせる神輿庫を持つセカンドロビー、 2 つのロビー をつなぐ花道、
象徴的なファイヤープレイスを持つレストラン、この 4 つの空間により 、まるで「邸宅」に招かれたような計らいを感じるロビーフロア と なっております
実際に体験しないと、ファーストロビーとかセカンドロビーとか分かりづらいですが、上述の天井が格子になっている入ってすぐの部分がファーストロビー、ラウンジやベーカリーの裏のレセプションのあるロビーがセカンド、そしてそこには神輿庫があると・・・。
でもこの構造、「まるで『邸宅』に招かれたような」気には全然なりません。
窓がないし、ダークな色合いでまとめてあるので、全体に落ち着いたというか、暗い雰囲気です。
この時期、利用客は本当に少ないのでよけい・・・。
ここに「神輿庫」が飾られているわけです。
こうくるなら(羽子板、神輿)ますますファーストロビーにも同様のンテリアは欲しいところですよね。
4~5月の浅草が無人状態(?)だったころにはめちゃめちゃ安い料金も出ていたようですが、7月初めの料金はこんなもの。
ただしこのホテル、客室カテゴリーが多岐にわたっているので、一番安い部屋ならこの日も総額で10000円を切るくらいからありました。
https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/rooms/
チェックイン時、健康状態のチェック表への記入が求められましたが、あると言われていた体温測定はありませんでした。
エレベーターなどは5人以上乗らないでなどのお願いもかなりなところにありました。
実際には午後2時半ごろチェックイン、「一休」特典で、午後1時までのレイト・チェックアウト、プールの利用券(1人3000円、2人分)、レストランの割引なども・・・。
このホテルの部屋構成ですが、7~20館がスタンダードフロア、21~22階がスーペリアフロア、23~24階がエグゼクティブフロアとなっています。
エグゼクティブといってもラウンジなどが付帯しているわけではなく、備品のグレードが高い程度。
それぞれにシティビュー(新宿・富士山方向)とスカイツリービューがあり、部屋の広さは一番狭い16~19㎡のものから、一番の多い26.1㎡の部屋、デラックスと名の付く37.5㎡の部屋などの組み合わせで、その他にもちろんスイートもあります。
僕が予約した部屋は37.5㎡で
客室は23Fのエグゼクティブフロア、37平米のデラックスダブルルーム。
バス・トイレ・洗面台がそれぞれ別に備え付けのルーム。リビングやバスルームから東京スカイツリー(R)がご覧いただけるビューバスルーム(但しリビングルーム越しに景色が。また客室内にバーカウンターがあります。
全室禁煙です。
【お部屋案内】
■ベッドはシーリー社のマットレスを使用
■高速インターネット無料(LAN、Wi-Fi)
■ウォシュレット完備
■32インチの液晶テレビ(シングルは26インチ)
【客室備品】
ミキモトバスアメニティ・ミキモトスキンケアセット(メイク落とし・洗顔料・ローション・保湿クリーム)・加湿機能付空気清浄器・ドライヤー・バスローブ・バスタオル・フェイスタオル・ウォッシュタオル・シャワーキャップ・ボディスポンジ・入浴剤・歯磨きセット・シェーバー・シェービングクリーム・コットン・ヘアゴム・綿棒・コーム・ブラシ・使い捨てスリッパ・ナイトウェア
【貸出備品】
爪切り、電子体温計、アイスノン、そば殻枕、毛布、アイロン・アイロン台、ズボンプレッサー、延長コード、ブルーレイディスクプレーヤー(再生用)、電気スタンド、ムスリム礼拝セット、ベッドガード、ベビーベッド子供用浴衣、子供用スリッパ
・女性用アメニティ 、男性用アメニティを無料でご用意しております。ご希望の方はフロントにお申し付けください。
とありました。
さぁ、どんな部屋なのでしょう。
その前に、もう一度ホテルのフロアマップを。
B2~3階 駐車場
B1階 ブライズルーム
1階 レセプション、ロビー、GRILL DINING[薪火」、ラウンジ「THE LOUNGE」、スイーツ&ベーカリー「穂乃華」、喫煙室
2階 ブライダル、エステ埼玉県内科医会音、理容室、美容室
3~4階 宴会場
5階 会員制フィットネスセンター「ザ・クラブ」
6階 日本料理「歌留多」
7~24階 客室
25階 スカイダイニング
26階 スカイグリルビュッフェ「武蔵」
27階 THE DINING シノワ「唐紅花」鉄板フレンチ「蒔絵」天空の教会
28階 トップバンケット「ベルヴェデール」メンバーズバー「セントクリスティーナ」トップバー「アイスハウス」
いや~、レストランやバー、バンケットの多いホテルなんですね。
これはこの時期、経営は大変でしょう。
客室階のエレベーターホール。
エレベーターにはセキュリティがかかり、ルームキーで作動します。
僕がよく行く「ヒルトン東京お台場」などでも感じることのあるあの臭い。
ま、すぐに慣れるっちゃぁ慣れますが。
ポールピローのカバーが大きくて、ダルダルだったり、どこか清潔感にかける気もしました。
具体的にどれがというわけでもないのですが。
これもクッションなどきれいなのかなぁ?とは言いすぎでしょうか。
ソファはよく座る部分はもうへたりはじめている気もしました。
城山ホテル鹿児島(旧城山観光ホテル)に宿泊したときには、廊下に数メートル間隔でオゾン脱臭機?がセットしてあるのを見て、驚いたことがあります。
分かっちゃいます?
4⭐️ホテルとしてまずまずだと思うんですが、いろんな所が相当に甘いです。
黴っぽい臭いに感じるんですよね。
とすると絨毯あたりですかね、原因は。
オゾン脱臭機の臭いもまた少しあるんですよね、脱臭した直後は何か生臭いような。
北海道、お楽しみください。
バブル感が残る頃でしたので、浅草らしからぬ外観と、ロビーの
和の飾り物・オブジェは印象に残っていますね。
部屋に入ってしばらくすると、20歳ぐらいのフランス人男性が「檜
風呂券をお渡しするのを忘れていました」ともってこられ、
檜風呂の浴場へ行ったことをなぜかよく覚えてます。
「檜風呂」は無くなったということでしょうか。
いつも有難うございます。
ここのフィットネスは会員制で、僕は予約先の特典でそのプールだけを使うことができました。
フィットネス「ザ・クラブ」にはジムなどもあると書かれていますから、当然浴場もあるでしょうし、もしかしたらそこに檜風呂があるかもしれません。
有料でもいいのでプール以外の施設を使えないかと聞いたところ、ノーと。
「会員制です」の一言でした。
このクラスの外国人も多く泊まるであろうホテルで、フィットネスが使えないというのは珍しいですよね。
ということで檜風呂については?です。
すっかり忘れましたが、部屋の出窓と隅田川の花火の音を聞く為に少し開いた気がします。
それとバンケット需要が大きかったので今回のコロナショックは計り知れないダメージでしょうね。
土日祭日は武蔵が大賑わいでしたが現在はどうなんでしょうね?
いつも有難うございます。
やはり歴史あるホテルというか、老舗なんですね。
行かれたことのある方続出です。
いまは和室フロア というのはないようです。
なので檜風呂もないかもしれませんね。
窓はいまでは開かないようになっています。
窓際にはガラスのバーカウンターが設置され、窓にも近寄れません。
(無理すればできますが)
地元の高齢の方にはやはりステイタスのあるホテルのようで、ラウンジ(ティールーム)でのスタッフとの親密そうな会話など を聞いていると、地元には愛されているホテルだなあと理解できました。
僕も「武蔵」の朝食バフェには期待していたのですが、残念なセットメニューのみで、利用する人も少なかったです。