K5 (1)
2020年 07月 16日
今回トライしたのは東京日本橋は兜町に今年2月にオープンした「K5」というホテル。
https://k5-tokyo.com/
ロケーションは「東京証券取引所」の真裏、↓の写真右が「東京証券取引所」、左が「K5」です。
アクセスは公共交通機関からは少し距離があって、一番近いのが東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」10番出口から徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」B6出口からは10分、東京メトロ東西線・銀座線、都営地下鉄浅草線「日本橋駅」D2 出口なら10数分といったところでしょうか。
JR「東京駅」八重洲口からタクシーは料金800円弱。
ただしドライバーはこのホテルのことを絶対といっていいほど知らないので、住所を提示するか、スマホの画面を見せる必要があります。
「東京証券取引所の裏」といっても、一方通行があったりで、たいていのドライバーは迷います。
この重厚な建物(4階建て)の1階にレセプション、2~4階に客室が20室というのが、今回宿泊する「K5」です。
それもそのはず、ここは彼の渋沢栄一翁(新1万円札の顔)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/040900234/?P=2
が日本で初めての近代銀行である「第一国立銀行」(後の「第一勧業銀行」、現在の「みずほ銀行」)を開業した銀行発祥の地に建つ築97年の歴史的な建物なんです。
これまで「K5」をホテルのように書いてきましたが、正確にはホテルを核としたブルワリー、レストラン、コーヒーショップ、バーなどが集まるマイクロコンプレックス(複合施設)です。
ホテルの規模に合わせて、常駐しているのはいつも一人だけです。
内部のデザインはストックホルムを中心に活躍しているCLAESSON KOIVISTORUNEという人の手になるもので、クラシカルな外観に比して、緑の多い、和と北欧の感性が融合したようなミニマルなデザインになっているのは、まさに歴史的建造物のリニューアルとして良い意味での落差ガあって、インテリア・ファンには◎な作り。
もちろん時間によってここにいるレセプショニストは変わりますが、僕のチェックインをしてくれた女性は何とバンコクの「GAGGAN」で4年間も働いていたという女性。
「GAGGAN」や「GAA」の話、バンコクやタイの話でも多いに盛り上がり、楽しいチェックインになりました。
そのあとも彼女にはいろいろ親切にしていただき、本当にお世話になりました。
他のスタッフも誰も感じがよく、トルコ人の男性スタッフもとてもattentiveでした。
彼らに制服はなく、私服での勤務のよう。
レセプション左のドアを入るとコーヒーショップ、その奥に(ワイン)バー、その奥にレストランと切れ目なく続いています。
(レセプション右にはバーへのドアがひっそりとあります)
すぐは「スイッチコーヒー」というコーヒーショップというかコーヒースタンド。。
目黒、代々木八幡に続く3店目だそうです。
コーヒーの値段もリーズナブルで、お客の入りも良いようでした。
通りの向こうは「東京証券取引所」です。
この「K5」のテーマの一つに「曖昧」というのがあるんだそうで、こういう作りもその一環なのかもしれません。
ディナーも予約制です。
目黒の「KABI」というレストランの支店のよう。
https://www.caveman.tokyo/
なお宿泊予約を入れると、宿泊数日前に「K5 QUICK CHECK-IN フォーム」というものがメールで送られてきて、チェックイン時間から体調まで事細かに聞かれます。
チェックイン時間の短縮、ひいては感染防止という意味合いのようです。
僕の場合は上記のように「GAGAN」の話題て盛り上がり、長いチェックイン時間になってしまいましたが。
(ごめんなさい、あの時のレセプショニストさん)
体温の測定もあります。
エレベーターは一台のみ、こんな内装です。
部屋のドアと同じ材質、良い具合に経年すれば・・・。
左側が客室。
そのメンテナンスも大変そうですね。
どんなインテリアなんでしょう、興味津々です。
ネット上にもあまり情報がなかったので・・・。
私もこちらのバーが気になっていて、近日中に立ち寄ろうと思っていました。
本を読みながら寛げるバーっぽい事が記事に書いてあって興味を持ちまして。
今後の宿泊記も楽しみです。
ははは、まさかのですよね。
バーやビアホールなどアルコール施設が多いホテルに、下戸の僕がですからね。
ネットにもあまりレビューがないので、詳しめに取り上げてみます。
雨交じりの日だったのですが、自転車が借りられるので、日本橋探索(?)、面白かったですよ。
ご指摘有難うございました。
そうでした、そうでした、お恥ずかしい。
すぐに直しました。
もう何年も行ってないで、思い出だけで書いているとこんなことになっちゃいますね。
反省。
「パパは落ち着けないかも?彼女と一緒に行ってみたら!(爆)」と・・・(汗)
続編楽しみにしております。
いつも有難うございます。
なかなかこれからの行き方の難しそうなホテルですが、意外にも部屋は埋まっていました。
ハードは安っぽくありませんが、ホテルの基本的なサービスにはかなり限定的なところがあって、東京もこれだけホテルがあると、ここが選ばれるためには、もう少し何かがほしい、そんな気がしました。