バンコク48時間食べまくり (1) JAL707便
2020年 05月 18日
その時の記録の再録で、これも2017年の旅行のまま、データーや価格など当時と違ってきているところも多いとは思いますが、皆様の今後のバンコク旅行のヒントになるところがいまでもあれば幸いです。
やはりこのタイトルで始めることにしました、僕の最近のバンコク弾丸旅行。
だって、旅行中ずっと食べていたんですもの。
初めて泊まった「パークハイアットバンコク」への興味はあったものの、食欲の方が・・・。
旅立ちは本当にいつもと同じ。
もう省略しても良いくらいですが、何かここから始めないと、何か旅行が始まらない気がして。
フライトはJALのエコノミークラスSaver(Kクラス)。
値段は144000円、その他に諸税で8950円かかりました。
もちろんこのクラスにしたのはアップグレード狙い。
帰路はすぐに取れたのですが、往路のアップグレードがなかなか取れません。
それでもぎりぎりになってやっと・・・。
アップグレード出来なければ、何の為の高い料金ってことになっちゃいますものね、良かった良かった。
アップグレードに必要なマイルは往復で36000マイル。
マイルだけはやたらに持っているので、このくらいのマイル消費は全然大丈夫です。
僕が乗るのは午後6時15分発のJAL707便。
でも僕の午前中だけだったはずの仕事が伸びに伸び、余裕を持って成田空港に着けるか不安な状況に・・・。
JAL国際線のチェックイン締切時間はエコノミーが1時間前、ビジネスクラスで45分前となっています。
何とかぎりぎりの時間には間に合った僕は、ファーストクラスカウンター、ファストセキュリティレーンと時間のロスなく通過、イミグレーションもこの時はほぼ待ち無しというGOOD TIMING。
これならラウンジで一息入れられそうです。
レセプションで新刊本をもらい、ジョン・ロブの靴磨きも15分で出来るということでお願いし、速攻でこのカウンターへ。
一度に3貫までのオーダーだそうです、今はそんなルールなんですね。
あとカレーも食べておこう、やっぱりこのカレーは美味しいな
そういえば、旅行の終わり、バンコクはスワナプーム空港の「サクララウンジ」でも「日本亭」のチキンカレーを食べましたが、味は予想以上でした。
ということは今回の旅行、カレーに始まりカレーに終わる(笑)?
午後5時50分、85番ゲートでボーディング開始。
こんなレーンも出来ていて、通常のビジネスクラスとは分けているようでした。
入口は一つ。
機材は787-8型機、アメリカン航空、バンコクエアウェイズとのコードシェア便で、明らかにアメリカンからの乗り継ぎと思われる人がビジネスクラスには多かったです。
この機材も2012年の4月ボストン線からの導入でしたから、もう5年もたつのですね。
最近のJALの機内インテリアの改良で、このタイプも「古いなぁ」と思えるように・・・。
ビジネスクラスは完全満席、僕はぎりぎりのアップグレードだったからでしょうか、前の超広い1Aという素晴らしい座席をもらいました。
ラッキー。
アブレストは2-2-2で、シェルフラットネオのシート。
お隣は何やら重厚そうなアメリカ人、もしかすると僕と同じ職業の方のようで、食事もサラダとみそ汁だけにして、後はずっとその特徴ある本・文献を読みふけっていました。
挨拶はしたのですが、ややこしいことになると嫌(?)なので、以後は干渉せず・・・。
枕の所に置いてあるのは、JALのロゴ入りの袋に歯ブラシアメニティー、アイマスク、イヤープラグ、マスクなどのアメニティーが入っています。
以前はFAが配っていたのですが、洒落た袋に入れてあるものの、省力化ということなのでしょう。
もう新聞の配布も終了でしょうか、この便では新聞も雑誌も回ってきませんでした。
サービスはチーフによってもチームによっても違うのでしょうが、この便はあっさりめ。
お絞り、ボトルウォーターの配布、ドアクローズ、チーフの挨拶とサービスは続きます。
離陸は午後6時半ごろ、いよいよバンコクまで6時間15分の旅の始まりです。
1列目は前が広くて本当に楽、隣の人がフルリクライニングしていても、通り抜けられます。
最近はおつまみは1種類で、ドライ納豆は配られないのかと思ったら、バンコク着陸前に籠に山盛りで出てきました。
あのタイミングでドライ納豆を食べる人はいないと思うんですけどね。
食事は和食と洋食(メインは2種類)からの選択。
このところずっと芝大門の「くろぎ」の黒木シェフのメニューですが、最初は大満足したものの、このところちょっとクオリティーが落ちているのかなと・・・。
特に先付というか前菜部分が。
今期は「茜空」というタイトルのようです。
特に今回は温度管理がいまいちで、全体に冷た過ぎだったので、余計そう感じたのかもしれません。
海老・和風タルタルソース掛け・キャヴィア、花蓮根・秋刀魚山椒・鰻巻・衣かつぎ、豚すき煮・人参・温泉卵・椎茸・長葱・白滝、柿なます・胡麻クリーム、鱧霜降り・梅肉・河豚昆布〆・・・という布陣ですが、せっかくの鱧や河豚がかわいそう。
台の物も美味しいものの、いつも肉と魚の合い盛りで、変わりばえしません。
和風牛タンシチューと鮭味噌漬けで、今回は鮭に大きな切り身が使われていました。
ご飯は新潟の雪蔵今擦り米。
デザートの前にチーズボードを特注。
デザートもだんだんシンプルになり、今回は普通に水羊羹でした。
添えられていたのは梅肉ジャム?で、これをかけると、水羊羹が更にさっぱりと・・・。
あ、そうそう、配膳にも一部トレイが使われるなど、ここでも省力化は図られていました。
食後はプロモーションコードをもらって無料で楽しめる機内wi-fiで楽しみます。
かなり重いですけど・・・。
しばしのうとうとの後、着陸2時間前にお握り、ですかいシリーズの麺、サンドイッチ、アイスクリームなどが配られます。
そしてタイ入国のプライオリティレーンのクーポンも・・・。
この頃に籠に盛ったジャン=ポール・エヴァンのチョコレートやドライ納豆が配られます。
なんとも場違いなタイミングで、出し忘れに気づいてこの時間に配ったということでしょうか。
いよいよバンコク、日本との時差は2時間です。
そういえばTGはやはり一度破綻させるみたいですね。
https://jp.reuters.com/article/thai-airways-rescue-idJPKBN22U0K2
アメリカのチャプター11と同じような扱いのようです。
フラッグシップキャリアの倒産ですのでインパクトは大きいです。
これからも続きそうな嫌な予感がします。
社員、クルーは上流階級出身が多くて危機感が無いと言われていました。
経営危機は、これまで何度も取り沙汰されていましたが根本的な改善は無理でした。
JALとANAの国際線の統合(国内線は独禁法に抵触の恐れ)も囁かれ始めてきたので他人ごとではないかもしれないです。
書き込みをいま拝見してびっくり。
昨日7月から国際線32路線を再開予定と書いたばかりなのに・・・。
初のフラッグキャリアの破綻ですね。
covid-19以前から経営状態の悪化は騒がれていましたから。covid-19はその駄目押しだったかもです。
書き込みをいま拝見してびっくりです。
マレーシア航空、ガルーダ・インドネシア航空などもまさか同じ目に?
タイ航空には軍や王族なども深くかかわっていると聞いていたので、この破綻はちょっと!!です。
それほど状況が悪いのでしょうね。
タイ航空は国際線が飛ばないと苦しいので、先が当分ないと判断されたのでしょうか。
書き込みをいま拝見してびっくりしています。
もう少し持つというか、メンツにかけても破産は避けると思ってました。
エミレーツは史上最大のリストラをするというし、日本の2社の統合なんて凄いことも、はなから否定はできない気もしてきました。
もちろん個人的には2社は生存、切磋琢磨して、日本のロジスティック、観光を支えていってもらいたいと思っていますが。
ベッタリと利権が入り組んでいると破綻させて一気に旧弊打破するしか無いんでしょうが…
それはもちろん日本の航空業界だけではなくて、日本企業も色々他人事じゃないというか変わる必要があるんじゃないかなと思います(自戒をこめて)。
リンクを有り難うございます。
momoさんからもお聞きし、ここでも詳しく解説されていて、こうはもう仕方ない破綻だったかも・・・と。
「経営不振は国営企業にありがちな高コスト体質や、政治家との癒着が原因とされる」だそうで、まるでかつてのJALじゃんとも。
「事業を継続しながら債務再編やリストラを実施し、経営再建を目指す」とのことですが、予定していた7月からの国際線、予定通りとはいかないでしょうね。