大阪に行ってきました ~ イタリアン「クイントカント」
2020年 01月 18日
到着日の夜食にはホテルから歩いて3分のところにある「ダイビル」2階「世界一暇なラーメン屋」で満足の醤油ラーメンを食べ、翌朝はホテル40階の「アトモス・ダイニング」で朝食バフェを食べ、チェックアウト前のランチには同じく「ダイビル」にあるイタリアン「クイントカント」(QUINTO CANTO)でコース料理を食べるという、食的には何とも充実した1泊でした。
もちろんその間にラウンジにも何かにつけてお世話になりました(飲食しました)し。
で、「クイントカント」ですが、東京など関東で人気のイタリアンレストランを経営する「サローネグループ」の店。
http://www.quinto-canto.com/
イタリア語で「5番目の角」という意味だそうで、関西初のグループ・レストラン。
関東のグループ店はどの店もかなりな人気のようで、ネットには全店網羅の「食べログ」まとめサイトなどもできています。
https://tabelog.com/matome/8802/
この店がホテルの近くにあるのをラウンジでネットサーフィン(死語?)しているときに見つけたので、これは「ちょうどよい」とばかりにラウンジ・スタッフに予約を依頼、翌日のランチ予約を見事取ってくれました。
スタッフ曰く「ここはものすごく人気のお店なので、前日ではほとんど予約が取れないんですよ。ラッキーでした」と。
もしかすると「コンラッド大阪」のラウンジからというのも予約が取れた理由かもしれません。
僕はアルコールは飲まない、ホテルのチェックアウトに合わせて午後1時半までに食事を終わらせたい・・・などのリクエストも過不足なく伝えてくれていました。
有難うございました<あの時のスタッフ。
この情報は(どういうわけか)ホテル各所で共有されたようで、コンシェルジュデスクの前を通りかかると(用意してあったらしい)詳しい地図入りのレストラン情報の入った封筒をいただいたり、食事から戻ると別のスタッフが「イタリアン、いかがでしたか?」などと声をかけてくれたりしました。
この大きなホテルで最高級(プチ)ホテルのパーソナルサービスのようなことができているのにはちょっとびっくり。
レストランのある「ダイビル」はオリエント風を加味したネオロマネスクな外装の高層ビルで、前日のラーメン屋とは違いビルの中からは入れず、専用の入り口が別にあります。
大理石なども使われclassyな雰囲気です。
接客するスタッフは礼儀正しい中にもフレンドリーさもある人が多く、料理の説明だけではなく、僕が一人と見るや積極的に話を振ってきてくれたりもします。
(僕以外のお客はほぼ全員カップルのようでした)
たぶん僕は事前にアルコールを飲まないと伝えてあるので入ってなかったですが、通常はワインリストも入れられているのでは?と思います。
僕は事前にメインを通常の「仔羊のストゥファート」から猪に変えてもらっています。
要追加料金ですが、理由はシチューって何となく好きじゃないからです。
カタラーナですから上はキャラメリゼしてあります。
白いソースはマスカルポーネ塩味、濃い色のほうはエスプレッソ味。
イタリアの白ニンジンのことで、僕の感覚ではニンジンというよりもゴボウなどにも近い味がする根菜(正確にはセリ科)。
グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け、パンチェッタより脂っぽくない)も入り、香草はセルフィーユ、スープというかソースもパースニップでした。
この店のコンセプト
イタリア料理のトラディショナーレ(伝統)とレッジョーナーレ(地域性)を踏まえ再構築したクチーナ・クレアティーヴァをご提案します
に沿った料理が出てきそうですね。
これもすごいデザインのお皿で出てきます。
なんてことはないマカロニのことです。
和の素材も使われていて、ここでは青のりと鱈のラグーにマジョラムなどのハーブ、下には根セロリが。
アンチョビをまぶしたパン粉のカリカリした食感もよいアクセントでした。
鳥取産の鹿のラグーに赤キャベツとブルーベリーを添えた一品、こういうリゾットはレストランならではですよね。
何というメーカーのか聞き忘れましたが、ナイフに種類があるわけでもなく、ただ柄の色が違うだけ。
これはあまり意味のあるサービスとは思いませんでした。
もちろん臭みなどまったくなく、カロリーも高くなさそう、レンズ豆の煮込みとも合ってたし、マスタードリーフ(からし水菜)もよい付け合わせ、ローストされた牡蠣もかなり美味しかったのですが、猪との組み合わせはどうなんでしょう。
僕は60グラムのパスタを。
相当にお腹いっぱいになったところで、最後のドルチェ。
「アフォガードのプロポスタ」というものです。
プロポスタとは英語ではpropose。
リンゴのケーキ、リンゴのコンポートにアールグレイとシナモンのソースが敷いてあり・・・
スタッフ同様本当に料理とこの店を愛してそうで、僕は気に入りましたね、ここ。
料理をすべてカートで出すというスタイルはファインレストランとして意見の分かれるところでしょうが、僕の事前のお願い通りの時間にコースは終わる(他のお客の料理より速いスピードで出してくださった)などのパーソナルな気配りも充分なものでした。
ただ、そんなに大食漢でない人でもなかなかおなかいっぱいにならなかった(最後のパスタでいっぱいに)と聞いていたので、借金さんのお腹いっぱいの感想が「なるほど」という感じです。
夜しかやっていない、より美味しいと絶賛しているお店がありますので興味がおありでしたら書き込みます。
(でも私はそちらも食べていないので・・・ノーコメントです)
いつも有難うございます。
この日僕は朝食をコンラッドのバフェで食べていたので、結構それだけでお腹いっぱい。
その4時間後くらいのこのランチではいつもの僕の大食漢ぶりもおとなしいものでした。
確かに全体的にポーション少なめで、パスタで(量を選べます)一杯に・・・はありました。
次いつ大阪にけるのかわかりませんが、皆様のためにもぜひその美味しいお店をご紹介いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
お店はこちらになります。「トムクリオーザ」
http://www.tom-curiosa.com/
とても美味しかったということですが、夜だけなので。
そうそう、実はクイントカントは少食な人が「美味しいけど、なかなかお腹がいっぱいにならなくて最後パスタでいっぱいにはなったけど」と言っていたお店だったのです。だから借金さんがそんなにポーションも品数もなさそうなのだけれど、ラウンジで飲食されておられるからそんなものなのかしら?と思っていました。
バフェで朝食を食べておられて、それでランチを完食されておられるのでとてもすごいです。
お教えいただいて有難うございます。
その名前、しっかり覚えました。
ネットの口コミも総じて高評価ですね。
問題はいつまた大阪に行けるか。時間が取れるかになります。
最近は、食べログやミシュランではなく、GoogleMapで周辺検索して、直感で選んでいます。
先週、リッツカールトン大阪に宿泊したときのディナーは、「フレンチレストラン エヴォリュエ」にしました。
京都出身シェフの和食テイストが入ったフレンチで、ポーション小さめの優しいお味。
こちらのレストランの素晴らしいところは、ソムリエのマダムのワインセレクトで、グラスワインが種類豊富であり、完全お任せで満足できました。
「フレンチレストラン エヴォリュエ」、ネットで調べてみました。
高評価ばかりでしたね。
僕は自分が下戸なので、アルコールやソムリエについては視点が全然抜け落ちていて、反省するところがあります。
フレンチってワインとペアでの評価も基本みたいですから。