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「王朝」で食べ放題の忘年会

毎年やっている家族の忘年会はこのところ本当に寂しくなってきていて、誰かが急な仕事で欠席なんてことが多く、今年はついに3人、結局は僕ら夫婦と長男だけということになってしまいました。
残念ですが、働き盛りの子供たちだけに、これは仕方ないことなのかもしれません。
今年の会場は「ヒルトン東京」2階ダイニングフロア「TSUOHAZU」にある中華料理の「王朝」。
その「王朝の味覚」という食べ放題プランでの忘年会でした。


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完全に生まれ変わったヒルトン東京のダイニングフロアにあって唯一、中国料理の『王朝』だけがTSUNOHAZU誕生以前に存在したレストランの名を引き継いでいます。
伝統的な王朝の味は継承しつつ、専用北京ダックオーブンの導入や新しい100種類のメニューで贈る「王朝の味覚」など、深化し続ける『王朝』。
8羽分を一気にローストできる北京ダックオーブンからは、コクのあるスープから小気味いい食感の皮と豊潤な味わいの肉まで、さまざまな面から北京ダックを味わい尽くせるメニューがゲストのもとに。
硝子張りのライブキッチンを中心に展開される空間には、印象的な錫(ティン)天井(シーリング)の下、19種類もの椅子と25種類ともいうテーブルが。
さらに様々な用途にご利用いただけるよう最大40名様まで収容可能な大小7部屋の個室とセミプライベートルームをご用意しています。

我が家では子供たちが生まれたからこの「王朝」はご贔屓のレストランで、特に食べ放題プランの「王朝の味覚」は家族の節目節目のお祝いごとによく使ってきました。
本当に思い出多い中華料理店。
以前はグランドメニューからすべて注文し放題だったのですが、リニューアル後は決められた100種類の料理からの食べ放題、もうフカヒレの姿煮はなく(いまはコニッシュジャックが別料金で食べられます)、大好きだった中国風ステーキもありません。
なのでリニューアル後は足を運んでいなかったのですが、息子の「王朝、久しぶりにどう?」の提案で今回の会場となりました。
料金は1人10000円++、割引を入れると1人10000円をわずかに切る料金に。
果たしてshackinbaby家は充分元を取ったでしょう(嫌な言い方ですが)(笑)。

     https://www.hiltontokyo.jp/plans/restaurants/buffet/dynasty_1907

中国料理「王朝」ではメニューよりお好きなものをお好きなだけお楽しみいただける食べ放題『王朝の味覚』をご用意しております。
「北京ダック」、「鮑のオイスターソース煮」、「つばめの巣のスープ」など、『王朝の味覚』専用メニュー100アイテムからお好きなものをお好きなだけご注文いただけます。

前菜的なものは、子供たちが昔大好きだった「特級クラゲの前菜」。
「懐かしい味と食感」と息子。
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スープは「つばめの巣と絹笠茸の特製スープ」。
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ロブスターのチリソース煮、昔はロブスターのはなかったですね。
想像通りの味、チリソースが辛いけれど上品。
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海老の辛み炒め。
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鮑のオイスター煮。
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ホタテ貝の黒豆ソース炒め、ホタテの質が良好でした。
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牛肉の炒め、何炒めだったか失念。
すみません。
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この日のメイン的な豚ばら肉の煮込み、これは美味しく出来ていました。
辛子を付けて味変も〇、青菜も〇。
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そこへ行くと北京ダックは・・・。
コースを料理を頼んでいる人たちの所ではテーブルサイドでちゃんとダックからの切り分けをして焼きたてがサーブされているようですが、これはいかにも「あまりもの」といった感じ。
ここでは昔から北京ダックにはこの煎餅がついて出てきます。
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チリソースが美味しかったので、今度はタラバ蟹肉のチリソース煮。
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タラバ蟹肉と又焼の卵炒め。
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タラバが続きます、タラバ蟹肉・海老・又焼入り炒飯。
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奥さんはもうギブアップ状態ですが、男性陣はまだまだ行きます。
粽、竹の葉に包まれてよい匂い。
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海鮮入りライスペーパー春巻き。
こういう揚げ物はプロは上手ですね、もちろん時間がたっちゃうと駄目ですけど。
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デザートにはあずき餡いり胡麻団子と・・・
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マンゴミルク。
デザートは種類も少ないし、ちょっと貧弱かな。
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1~2品撮り漏れたものもあるかもしれませんが、僕ら3人でこんな風に食べてみました。
元が取れたか分かりませんが、会話もはずみ、楽しい家族忘年会になりました。
食事終了後、お隣の「ZATTA BAR」に席を移動、僕らはいただいてるダイモンドメンバー用のドリンククーポンで注文、息子の分だけのオーダーで、ライブのジャズをバックにかなり遅くまでくつろいじゃいました。
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良い夜だった、もう今年もそろそろですね。

Commented by momo at 2019-12-20 00:26 x
我が家の忘年会はアマン東京の武蔵でした。
父母、息子、娘、私でお寿司を。
私は何度か利用していましたが他は初めてで満足したようでした。
食通の父は店主との食に関する話で盛り上がって楽しんだようでした。
Commented by 白熊 at 2019-12-20 03:12 x
我が家は年に1回程度親戚家族と「おもいっきり中華を食べよう!」的な会をしていて王朝も何度か使ったのですが、フロアのリニューアル後は雰囲気も味も落ちた気がするので、オーダー式バイキングだとキャピトルホテル東急の星ヶ岡を利用することが多くなりました。

Commented by shackinbaby2 at 2019-12-20 08:14
>momoさん
我が家とはレベルが違います、僕と息子はもう元がとれたかの話ばかりで・・・。
「武蔵」は一人25000円++からというお値段にビビッて、もちろん行ったことはありません(というか行けません)。
橋本夕紀夫のデザイン集か何かでカウンター席(8席?)は見たのですが、他にテーブル席なんかもあるんでしょうね。
そうじゃないと予約自体超取りにくそうです。
Commented by shackinbaby2 at 2019-12-20 08:16
>白熊さん
そうです、「王朝」という名前は唯一旧時代からの継続ですが、味は本当に落ちましたね。
コース料理もアラカルトも、今回のall you can eatも・・・。
一番美味しかったのは宮本料理長の時代だったでしょうか、サービス陣もプロという人たちばかりでした。
「星が丘」のバフェにも行ったことがありますが、悪くなかったですね。
でも我が家的にはヒルトンの割引(HPCJ)という言葉に弱いんです(笑)。
Commented by 12345 at 2019-12-20 08:55 x
おはようございます。

お見受けすると元はとれたのではないでしょうか???
ところで、最近のホテルレストランは、高級感が薄れた感じがします。
特にメニューが大きく変わったところは、そう感じます。
もうからないのでしょうね。
ハイアットリージェンシー東京のトロワグロも年内で閉店ですし・・・。
今までの高級ホテルにはなかった最近の高級寿司店などは、
おそらく海外客をかなりターゲットにしていると思います。
Commented by shackinbaby2 at 2019-12-20 19:15
>12345さん
いつも有難うございます。
「トロワグロ」の閉店はホテル内フレンチの一つの潮流の表れでしょう。
かたやより富裕層をメインの客層としているところ(パレスのこと)は旧来の自前フレンチをアラン・デュカスに変更するということなども、トレンドの一つかと思っています。
ホテル内すし店は、インバウンドの富裕層を確実に狙えるので、これまた流行です。
僕にはあまり高級(高値)すぎると手が出ませんが、時々は手を伸ばして、ホテルレストランの非日常を味わってみたいとは思っています。
でもおっしゃるように全体にカジュアル化が進んでいるので、本当に非日常を味わおうとすると、大変になってきつつある(大金がいる)のは、分かっているつもりです。
Commented by nagi at 2019-12-20 23:37 x
聞きかじりですが、フランスでは高級化とカジュアル化の二極化が進み、安価でおいしい料理は自宅でハレの食材を凝った調理をする風潮みたいですね。
まあアジアの外食文化と欧州の外食文化は違いますが。

流通の進化や調理器具の進化、ネットによる情報のオープン化などがあるのでしょうね。
富の集中はホントこれからどんどん進むのでしょうね…
Commented by momo at 2019-12-21 01:41 x
フランスでは女性の社会進出が進んでいます。
そのため普段から冷凍食品を使うことが多いんです。
「家事には時間を掛けない!」フランス人らしい合理主義です。
自宅で高級食材を使った料理は冷凍食品で!が一般的です。
フランスのスーパーへ行くと日本ではお目にかからないような料理の冷凍食品が並んでいます。
Commented by shackinbaby2 at 2019-12-21 07:15
>nagiさん
富の集中は中国やアメリカのみならず日本でも顕著、これからも進むのでしょう。
ただ日本ではバブルの崩壊以来続く低成長が響いて、分配に回る国富が乏しく、分配の歪みに起因するであろう保有資産の格差が生じにくい状況もあるということはありますね。
しかも増加ペースは富裕層が保有する資産の伸びよりも富裕層の増加ペースの方が高い。
つまりほんの一部の富裕層に富が集中する欧米型の格差の進展があるというより、小金持ちが増えるということになるんでしょう。
経済学な何も知らない僕の考えですから、相当いい加減な話で、どうぞつっこまないでください。
Commented by shackinbaby2 at 2019-12-21 07:15
>momoさん
そのようですね。
イオンのスーパーに「ピカール」があって、フランスの冷凍食品ばかり扱っていて、オープン当初に奥さんが物珍しさにホタテとかムール貝のを買ってきていましたがどれもそこそこの味でした。
ま、コスパを言ってしまうとだめですが。
きっと本国では安いのでしょう。
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by shackinbaby2 | 2019-12-20 00:00 | ホテル・グルメ | Comments(10)

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