ホテル雅叙園東京 (4) 「百段階段」ほか
2019年 07月 16日
「百段階段」とは?ですが、ウェブには
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。
食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
"昭和の竜宮城"と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。
最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。
2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100dan
と解説されていました。
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event
に詳しいです。
宿泊に使った「一休」のダイアモンド・メンバー特典で、このイベントの入場が2人分無料(6000円相当)だったのは本当にお得でした。
専用の入口からエレベーターで3階へ。
そのエレベーターも螺鈿が豪華です。
「百段階段」の実際。
そういう状態での部屋の造作も見てみたいもの。
2番目の部屋は漁樵の間です(漁師と木こりという意味)。
室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、彩色木彫と日本画に囲まれた美しさは息を呑むほどの絢爛豪華さです。
床柱は左右ともに巨大な檜で、精巧な彫刻 (中国の漁樵問答の一場面)が施されています。
格天井には菊池華秋原図の四季草花図、欄間には尾竹竹坡原図の五節句が極彩色に浮彫されています。
階下から数えて3番目の「草丘の間」は和傘がテーマ。
帰りのエレベーター。
すっかり暮れなずんだ「ホテル雅叙園東京」の車寄せ(ロータリー)前。
夜のホテルは昼間の喧噪が嘘のように静かになります。
ラウンジのレセプションで利用証明書(ゲストカード)をもらい、シューズとタオルを持って出かけます。
ウェアやシューズ、タオル、水着はレンタルに300円かかるので、部屋からタオルをは必須です(ケチ、笑)。
ジム、スパ・サウナ、プールの他ゴルフ、ヨガなどのスタジオ、マッサージ・・・などかなり大きな施設でした。
その他、夜に関連したホテル・サービスでいうと、ピローメニューあり、ランドリーサービス(午前10時までの受付の夕方返し)あり、貸出品各種、ルームサービスは午前11時から午後11時までですが、中華レストランや和食レストランからのメニューも多いです・・・といったところ。
ルームサービスの値段はそれほど高くなく、例えばクラブハウスサンドイッチが2000円くらいでした。
★この後、このシリーズは(7)まで続きますが、長く続き過ぎなので、一度話題を他のホテルに変え、その後にまた再開いたします。
素敵な週末のようですね、ご夫婦にとって最高の日でありますように!
お天気も昨日今日とびっくりするほど良くなりましたしね。