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リーガロイヤルホテル東京 (1)

先日はリーズナブルな価格帯なのに、シティホテルとして悪くなかった「第一ホテル東京シーフォート」を取り上げましたが、今回はそこより1ランク上で、なおかつ泊まりやすい値段が出ていることの多い「リーガロイヤルホテル東京」をレポートしてみます。

     https://www.rihga.co.jp/tokyo 

「リーガロイヤルホテル東京」、開業は1994年の5月1日、つまりこの5月で創業25年を迎える「リーガロイヤルホテルグループ」のホテルです。
(オープン当初は「リーガロイヤルホテル早稲田」というホテル名、2002年に現在の名前に変更されています)

     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB 

     https://www.rihga.co.jp/tokyo/25th-anniversary/ 

早稲田大学との土地信託方式により早稲田大学の敷地内に建てられ、大学キャンパスの大隈庭園と新目白通りに面したロケーション、地下2階地上12階に客室は全128室、レストランは6軒、2階建ての広大なフィットネスを擁する作りです。
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僕の予約は相変わらず「一休」からで、「最大71%OFF!選べる客室X和洋朝食ビュッフェを優待料金でご案内!」というレートプランを利用、「庭園側ジュニアスイート ダブル49平米(禁煙)(ダブル)が1泊1室17100円(2000円引きクーポン利用)というものでした。
ウィークデイとはいえ、ジュニアスイートがこの値段というのは何ともびっくり。
翌朝は朝早い出発だったので、ホテル一押しの「楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル® 2018」で東京 第2位に選ばれたという「和ポトフ 白味噌風味」を含む朝食が2970円が2200円という特典も使わず

     https://www.rihga.co.jp/tokyo/stay/breakfast/ 

「一休」のダイアモンド特典のレイトチェックアウトも今回は不要、ただプールとサウナ(3240円)が無料になるという特典だけは使わせてもらいました。
そうそう、もしホテルの公式ページからの予約なら往路のタクシー代無料(上限1500円)というサービスがあるので、高田馬場駅からは何とか無料になりそうですよ。

ということで、僕のその日の様子を・・・。
ホテルへはJR「高田馬場駅前」から出ている無料のシャトルバスを利用しました。

     https://www.rihga.co.jp/tokyo/access/free_bus/ 

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大阪でも馴染のあるホテル・ロゴ入りモスグリーンのバス。
JR「高田馬場駅」早稲田口を出てロータリーを渡った右手、地下鉄東西線「高田馬場駅」⑤出口すぐの「FIビル」前に、昼間だと30分に1本の割合で発着します。
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ホテルまでの所要時間は約10分強、意外に時間がかかります。
そう、このホテルのネックの1つにアクセスの悪さがあるんです。
一番近い公共交通機関は地下鉄東西線の「早稲田駅」で歩いて7~8分はかかり、有楽町線の「江戸川橋駅」だと10分はかかります。
しかも両線ともルート的には少しマイナー、乗換えでも大きい駅に・・・は少なめです。
バスはこの新目白通り沿いの正面玄関に着きます。

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ドアマンやベルが控えている時間は長く、デラックス志向のシティホテルとして、ちゃんとしたエントランスです。
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ドアを入ると、おっ、シャンデリアが・・・。
そうだそうだ、このシャンデリアで思い出しました、このホテルはやたらシャンデリアがあるインテリアだったことを。
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もう1つドアを入ると、天井には大きなシャンデリア、中央に生花の盛花を配したヨーロピアンクラシックなロビーが広がっています。
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(反対ビュー、ロビー奥からドア方向を見るとこんな感じです)
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(写真の条件を少し変えて明るく撮ってみました)
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ヨーロッパの貴族の館を思わせるこのインテリアは、2019年の今となってはやや古めかしくも感じますが、どこもきれいに整えられているので、これはこれで悪くない雰囲気を出していました。
ただ質感的には同志向の「ホテル椿山荘」のほうが上でしょうが。
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インテリア・デザイナーはシアトル・ベースのJOHN GRAHAM、大阪の「リーガロイヤルホテル」の「ザ・プレジデンシャル・タワーズ」も彼らの手になるもののはずです。
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ロビー右手に「レセプション」と書かれたカウンターが見えます。
ベルがここまで案内してくれる時もあるし、カウンターに詰めているスタッフがチェックイン・デスクまで案内してくれることもあります。
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チェックインはこの部屋の中の4か所のデスクに座っての個別チェックインです。
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ここもロビー同様のインテリア、もちろん天井にはシャンデリア。
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中央のカウンターには様々な雑誌が・・・。
でもこれ、どう利用するんでしょう。
この部屋はレセプション機能オンリーのようだし、雑誌の貸し出しは駄目と書いてあるし。
キャッシャーは更に奥の小部屋で、あ、これって何となく「パークハイアット東京」と同じような作り、なんて思いました

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部屋の四隅にデスク。
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レセプショニストたちはにこやかで丁寧、人によりやや知識や説明能力にばらつきはありましたが、不快なことは全くありまんでした。
予想以上の接遇、良いスタートの予感です。
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改めて別方向からレセプション・エリアを見たところ。
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で、僕のチェックインは丁寧に行われたのですが、まだ部屋の清掃が終わっておらず、もう少しお時間をいただきたいと・・・。
OKです、だって規定のチェックイン時間までまだだいぶ時間があるんですから。
さぁ、その時間どう潰そうと思いついたのが、ホテル真向かいのここ、出来てまだ5年目なのに超人気のラーメン屋「厳哲」です。
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大阪の名店「麺哲」から独立した個性派・クリエイティブなラーメン店。

     https://ameblo.jp/ramen-gantetsu/

店主のブログを見てもお分かりのように、定番のラーメンの他に時期や日・曜日によって繰り出される様々なラーメンが楽しめ、夜はお酒も出ると・・・。
いかつそうな店名ですが、接客は柔らかく、「おおきに」など関西風の挨拶も飛び交い、店内もきれい、女性一人だって入りやすそうです。
中華そば(東大阪風)とかマルチョウそばなんてマニアックなものにも惹かれましたが、この店は初めての僕、ド定番らしい「肉醤油+味玉」を券売機で買ってみました。
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カウンターの中はシンプルで麺を茹で、スープを用意し、チャーシューに火を入れ下準備する若めの人、それを受け取り丼に完成させる店主らしい人、洗い物中心の人の計3人(他にホール担当が1人)、特に麺と盛り付け担当のお二人の何とも流麗な動き、どうしたらこんなに無駄なくテンポ良く動けるのかというほど見事でした。
で、出て来たラーメンがこれ。
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まず見てきれい、香ってくる醤油の良い匂い、第一印象から美味しそうです。
麺は中太のストレート麺、つるつるした食感が〇、自家製麺なのでしょうか。
スープは鶏や節系に醤油のインパクトと上品さのちょうど良いバランス、そこに大量のチャーシュー。
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そのチャーシューも大きいだけではなく、部位、カットの方法、たぶん味付けも違うバリエーションあるものが盛り付けてあります。
それをヘルプする大量の葱と味の浸みこんだメンマも最高の脇役。
さすが人気店だけありますね、美味しかったです。ご馳走様。
ま、唯一の文句は1000円は超える値段だけですかね。
さぁ、部屋の準備は出来たでしょうか。

Commented by ミハエル at 2019-04-30 00:14 x
リーガロイヤル東京は3年前の冬に泊まりました。
冷蔵庫のソフトドリンクが市価の割り増し100パーセント以内程度の金額には驚きました。超安い(もちろん周辺の店に買いにいったほうが安いけど)。
あとでshackinさんが書かれるとは思いますが、フィットネスのプール、古さが否めないですね。最初は25メートルなんで期待してましたが、リピートする気が起きませんでした。。。
朝食はうどんバー?や、ローストビーフ丼や茶漬けなど、5月に閉館する博多の某ホテルと構成が似ているなということを感じました。
だいぶん変わっているかもしれませんので、次のご投稿をお待ちしております。
Commented by あつ at 2019-04-30 01:51 x
以前にもコメントしたかもしれませんが、ここが関西の老舗ホテルの雄、リーガロイヤルホテルの関東進出第一弾だったのです。その前に都市センターホテルの業務受託はありますが、ここはリーガのブランドではないですから。しかし、バブル崩壊と共に、関東進出計画は頓挫してしまい、出店はここと成田で終わってしまいました。

仰る様にここの立地の悪さ、特に公共交通機関からのアクセスの悪さは否めませんね。地下鉄早稲田駅からはキャンパスを横切ったさらに先ですし。

内装は昭和ゴージャスというかバブリーというか、ラブホと紙一重な感じですよね。部屋も変わっていなければその延長線上だったかと。

ここは元々テニスコートのあった所でしたが、大学が何を考えたのか土地信託事業を思いついて、確か住友信託銀行を介しての事業だったかと記憶していますが、何せバブル期の企画でベラボーな賃料設定で、後に賃料引き下げの裁判まで発展しますが、裁判はホテル側が敗訴しています。
大学に隣接してる事で、大学がらみの宿泊宴会を期待したのでしょうが、まあそれだけでは限界がありますよね。日によってはかなり安く出ている、という事は苦戦しているのでしょうね。
Commented by ホテルとラーメン好き at 2019-04-30 07:49 x
いつも拝見しています。
早稲田のラーメンでは「やまぐち」と「厳哲」はやはりツートップですね。
スープも麺もピタッと丼に収まって完成度が違います。
店に行列しながら「リーガロイヤル」は見ているのですが、実は中に入ったことはありません。
今後のレポートが楽しみです。
Commented by shackinbaby2 at 2019-04-30 11:23
>ミハエルさん
ははは、僕も同じこと思いました。
冷蔵庫の中のドリンク、安っ!と。
ソフトドリンクはすべて200円、アサヒのスーパードライが350円でした。
フィットネスはご近所の主にご高齢の方のメンバーズクラブみたいな雰囲気で、ホテル宿泊者はゲストという感じ。
古いと言えば古いですが(ところどころ平成感というより昭和感?)、どこも比較的きれいにはなっていましたよ。
翌日は早朝出発だったので、朝食は食べませんでした。
Commented by shackinbaby2 at 2019-04-30 11:24
>あつさん
前回あつさんにも詳しくお教えいただいたり、リンクしてあるウィキペディアにもこのホテルあるいはリーガロイヤルの歴史の詳細があったので、勉強になりました、有難うございます。
GW中は2万円台後半はしますが、GW以降はたとえば僕がいつも使う予約サイトでは13198円++から出ています。
東京の他のホテルに比べるとかなりな安さです。
そこへ行くとレストランの方は比較的順調そうで、僕が行った日のランチもディナーも平日でしたが、ご年配な層を中心に、どこもかなりな混みようでした。
バンケットも数階に渡ってありますが、こちらは平日とあって、閑散とはしていました。
Commented by shackinbaby2 at 2019-04-30 11:25
>ホテルとラーメン好きさん
初めまして、ようこそ当ブログにおいでくださいました。
本当に有難うございます。
高田馬場から歩いて来れば、「らぁ麺やまぐち」とこことラーメン食べ比べが出来ますね。
どちらがお好みでしょうか。
僕は「厳哲」は初めてでスタンダードなものを食べましたが、有名な鮪塩も食べてみたかったし、東大阪風なんてのにも惹かれます。
ラーメンはあまり食べていないので、またいろいろお教えくださいね。
よろしくお願いいたします。
Commented by momo at 2019-04-30 13:54 x
このホテルは地理的、知名度不足が大きいでしょうね。
昔からビックリするようなお安いプランが出ています。
私もそれを利用したことがあります。
ただそれを考えても地理的条件がネックでしばらく利用していません。
ご評価を参考にして利用するかを考えてみます。
Commented by shackinbaby2 at 2019-04-30 23:24
>momoさん
アクセスはネックですね。
ホテルの公式ページから予約を入れると往路のタクシーが1500円まで無料になるとか、ホテル側もそれは分かっているようです。
新幹線に乗るという外国の方、ホテル・スタッフにタクシーを勧められていましたが、4000円ほどかかると聞いて、他の方法はないかとも聞いていました。
東西線の早稲田駅から大手町まで行って東京駅まで地下を歩くは安くで時間もかかりませんが、大きな荷物もある外国の人にはそのルートは難しいかもしれませんね。
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by shackinbaby2 | 2019-04-30 00:00 | ホテル・東京 | Comments(8)

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