ATAMIせかいえ (1)
2019年 04月 16日
https://atamisekaie.jp/
(以前の宿泊記は、今でもアーカイブでご覧いただけます)
https://shackinbaby.com/%e7%86%b1%e6%b5%b7%e3%81%9b%e3%81%8b%e3%81%84%e3%81%88%e3%80%80%ef%bc%88%ef%bc%91%ef%bc%89/
あるセールス・サイトではこの旅館(届出上は旅館だそうですが、スタイル的には朝夕2食付のホテルとほぼ同等)について
相模湾を望む、熱海伊豆山温泉の丘
全室源泉かけ流し客室露天風呂
山と海に抱かれ四季折々の時を愉しむ
至福の日本料理とともに特別なひと時に出会える
それが「ATAMI せかいえ」
と形容していました。
前回も書きましたが、ここの開業は2015年の4月。
手がけたのは日本を代表する経営コンサルタント大前研一氏が社長を務める「ビジネス・ブレークスルー」で、「世界へ飛び立つ」(ここから「せかいえ」という名前は取られているのでしょう)との願いを込めたニュー・タイプの旅館です。
「非日常空間で経営の重要課題に向き合える環境を提供したい」という大前氏のコンセプトを基に、5年越しで元企業保養所を大規模改修したとのこと。
運営は、熱海で旅館「ふふ」や「海峯楼」を営む「カトープレジャーグループ」です。
(先日うどんの所で書いた「つるとんたん」もこのグループ)
法人・個人会員の他、僕ら一般客の利用も可能で、法人は全棟貸し切りの研修や得意先招待などが基本と。
熱海というかここは伊豆山になりますが、全客室から相模湾を一望でき、全ての部屋に源泉掛け流しの露天風呂が付いています。
2017年11月には豪華なペントハウスやスイートもある新館「月の道」もオープンしています。
40人収容可能なセミナールームや会議室などの最新研修設備に加え、伊豆山港が見渡せるテラスやレストラン&バー、大浴場などもあり、食事は地場産の魚介類や農産物を生かした和食や肉料理と・・・。
で、今回の僕らの宿泊ですが、前述のように元々は奥さんが言いだしたもの。
この旅館は2回目の滞在となるので、前回とは違う新館「月の道」の方にしようといろいろ調べ奥さんに提案したのですが、なんと却下だったんです。
新館の方がペントハウスやスイートでなくても部屋は広いし(プレミアム、58~67㎡)、新しいし、(もちろん値段は本館より高いですが)何故?
https://www.atamisekaie.jp/room/
それは朝夕2食付く食事のせいなんです。
というのは新館に泊まると食事は必ず鉄板焼きの「1SHIO」(ひとしお)となりメインは肉料理、本館なら「つくし」という和食レストラン(ハラール認証済とのこと)になるんだそうです(電話で確認)。
奥さんの言、「私は和食が良いもん」。
その部屋タイプだと、奥さんが持っている10000円の割引券利用よりも、僕がよく使っている「一休」での8000円割引のクーポンを使った方が安くなり、「スタンダードプラン 食彩健楽」という通常のプランで週末1泊2食付で2名1室税サ込で87270円という予約に・・・。
以下はその日の実際です。
土曜午前中の仕事を終えて東京駅で奥さんと合流。
熱海までの新幹線の中で摘まめるように「肉の万世」の「ハンバーグサンド」を買い、夫婦で分け合ったのですが、何とここのサンドイッチについている「万かつおみくじ」がまさかの「末吉」。


そんなことが無いように頑張りましょうと、でも「今日のラッキーカラー」が「橙色」は良いとしても「今日のラッキーミート」がウィンナーって。
もちろんこんなの気にすることはなく、単なるニヤリだけですけれど。
熱海駅に着くと、前もって到着時間を聞かれているので、制服を着た礼儀正しいスタッフが出迎えてくれ、ホテル・カーかタクシーで旅館まで無料送迎してくれます。
坂の多い熱海なので、車は急な坂道を右に左にうねうねと、所要時間は約7~8分。
車中ではお絞りのサービスもあります。




本館玄関というかL階は4階、廻廊の先の新館では3階となります。


これこれ、この景色、しっかり覚えてます、この印象的なオーシャンビューは。

僕らのパーソナルデータはしっかり把握されているようで、本館新館合わせても全43室という小規模施設だから可能であろうサービスがのっけから繰り出されます。
大きな一枚ガラスからの相模湾。





(でも「欲しい~」と思うまでのものは無し、個人的感想ですが)


ここもこの旅館を特徴付ける場所の1つで、かなり広いアウトドアのテラスです。

良い天気や微風と相まって、最高の気持ち良さです。
陽の光も燦々で、朝晩と違ってもう寒くもないし・・・。





スタッフはいませんが、テラスの入口にはネスプレッソが複数台完備、冷蔵庫には水やお茶が冷えていて、すべて無料で楽しむことが出来ます。

雰囲気を味わって、またもとの4階のチェアに戻ります。
午後3時前でしたが部屋の用意が出来たと声がかかります。
あ、そうそう、「一休」のダイアモンド特典はウィスキーのボトル2本かルームフレグランス(スプレー)のどちらかというものでした。

ベルガモット・メインの良い香りで、買うと5000円以上するらしいです。
「万かつおみくじ」では「末吉」でしたが、まずまずの僕らの小旅行のスタートとなりました。

料理、景色、部屋、サービス、温泉と満足度高かったです。
一度は花火大会と重なって思い出深い滞在になりました。
熱海の海上花火の日はどこも予約が取りにくいです。
次回は今月の20日、「せかいえ」だけじゃなくどこももう満杯です、熱海。
従弟の別邸が熱海の山の上にあって、花火を見るのには最高だったんですが、某芸能人に売却、一部をリノベーションしたあと、TVのお宅拝見みたいな番組で取り上げられているのを見ました。
最近の熱海人気を考えると、もう少し売らないで持っておけば良かった・・・なんて従弟は嘆いていました。

有名な熱海海上花火大会などは、このホテルからは見られません。
伊豆山港での花火大会は大丈夫です。
熱海の山手の別荘地は人気高いですよね。
東京から新幹線で短時間で行けるのも人気の理由です。
芸能人、新進気鋭の経済人の別荘も多いようですね。
私の親戚も別荘を持っていますが売却の話しがたびたび持ち込まれています。
最近は中国、香港、タイからの話しも珍しくなくなったそうです。
いつも有難うございます。
僕は熱海の海上花火と勘違いし、そのスケジュール(次回は今週の20日)と、その日での空室状況で上記を書いていました。
失礼いたしました、ご訂正を感謝です。
さきほどTVを見ていたら、従弟が家を売った芸能人が出ていました。
すごい偶然・・・。

熱海海上花火大会の開催に合わせた花火鑑賞宿泊プランが出ていることがあります。
貸切バスでホテルから会場まで往復送迎、鑑賞席付きです。
今年は、まだHPに出ていないようなので無くなったのかも?

が、多分日帰り温泉になってしまう現状…
鄙びた温泉宿でダラダラしたい症候群に襲われてますが、
多分1時間くらいでソワソワしだすような気がしますw
補足を有難うございます。
カトープレジャーグループの他のラグジャリー旅館同様、ここは基本お籠り系の旅館、ホテルの外に出るアクティビティーはほとんどなく、花火観賞のプランは喜ばれると思いきや、意外にも・・・だったので、今年はまだプランがない・・・とか、うがっちゃいました。
まぁ、実際には他の理由でしょうし、このあと発表されるかもしれませんね。
「多分1時間くらいでソワソワしだすような気がします」は、まさに僕のこれまでと同じ。
それがここ数年、旅館も温泉もお籠り系のステイもだんだん受け入れられるようになり、いまでベッドで寝られれば山奥でも大丈夫にまでなってきています。
年でしょうか、この変化。