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「厲家菜 銀座」で忘年会

12月に入り、いよいよ忘年会のシーズンです。
その第1弾が銀座1丁目の「厲家菜 銀座」(以下「厲家菜」)で、最近あまり東京に来る機会のなかった古くからの友人とで、こじんまりと。

     http://www.reikasai.jp/

場所は「シェ・トモ」や「おたる政寿司」も入る「ポーラビル」の9階です。


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地図を示しておきます。



エレベーター前には「厲家菜」のミシュラン1★獲得のお祝いが出ていました。

     https://japanguide.michelin.co.jp/restaurant/tokyo/chinese/

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「厲家菜」はくくりとしては中華料理のレストランということになるんでしょうが、通常の中華という概念とは大いに違った料理が出てきます。
僕は10年以上も前に北京の本店に、7~8年前には上海の外灘の店に行っているので、その味やスタイルは分かっていますが、ここはプロの表現を転載する方が、よくご理解いただけるでしょうか。

西太后時代に高級官僚を務めていたレイ子嘉(レイ・ズーチャー)を創始者とする、中国清王朝時代の宮廷料理を今に伝える稀有な料理店です。
日々皇帝や西太后に提供された料理の数々は、食品添加物を一切用いず、医食同源の発想を原点とした身体に優しく内面から人を美しくする力を持った長寿食。
一見シンプルながら、丁寧な仕込みと巧みな包丁使い、そして五味を尊重した味付けが光る一品一品は味わい深く、真に贅沢な美食を実感して頂けます


とか

中国清代の宮廷料理を今に伝える料理店です。
医食同源の発想を源泉とし、身体に優しく内面から人を美しくする力を持った長寿食。丁寧な仕込みと巧みな包丁使い、そして五味を尊重した味付けが光る一品一品は味わい深く、真に贅沢な美食を実感して頂けます

などと書かれていることが多いです。
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日本には4年前まで六本木に店があり、その時の黒服のマネージャーが健在で、彼が本当に詳しく、時には詳し過ぎるほど、「厲家菜」について、その歴史、料理の特徴、更には一品一品について説明をしてくれます。
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(店でもらえる名刺サイズの折り畳み式解説書。小さすぎて読めないかも。すみません)

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店内はほとんどの席が薄いカーテンで仕切られセミ個室風(個室もあります)。
独特な形の椅子は絶景で知られる桂林の山々をモチーフとしていて、カーテンはそこにかかかる霞をイメージしてるんだそうです。

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上を見上げたところ、上品で柔らかなモダン・チャイニーズのインテリアが心安らぎます。
サービススタッフは礼儀正しく、静かでスマートなサービス。
お客も大声を出して・・・なんて人はおらず、そういう意味では忘年会などには不向きな店かもしれません。
でも僕らはたまたま2人とも下戸、健康にも気を使わなくちゃの年代に入っているので、この店でとなったのです。

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僕らの予約は「一休」のレストラン予約からで、「【一休限定】銀座の中国料理店唯一の連続星獲得店 『龍鳳呈祥』乾杯シャンパン、厳選中国茶付き」という1人すべて混みで15000円なるプラン。
この店のディナーでは一番安いコースのようです。

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カード会社経由でもほぼ同等のプランが出ていましたが、何故「一休」経由にしたかというと、いま

     https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/mileagemall/shop/gourmet/ikyu.html

なんてキャンペーンをやっていて、「ANAマイレージクラブ」(AMC)のポイントが3倍、つまり200円で3マイル付くんです、12月25日まで。
普段は赤派の僕も、よりお得なキャンペーンさえあればすぐにだって青になびく人間なので(笑)、こうしてちまちまとマイルを集め、ANAには乗りませんが、周辺のマイルで、最低限何かに交換しようともくろんでいるんです。

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このコースは5皿づつの前菜が2回、3種類のメイン、2種類のデザートという構成のよう。
でもマネージャーの好意で、通常僕らのより上のコースで出される7皿づつ2回のものにアップグレードしてもらえました。
ホテルやエアラインだけじゃなくレストランでもアップグレード、大感謝です<「厲家菜」のマネージャーさん。

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前述のように一つ一つ詳細な説明がなされます。
北京や上海の店では、メニュー表はあるものの(北京はなかったかも)、言葉の関係で、その内容、調理法などをうかがい知ることは出来ませんでしたが、長すぎるきらいはあるもの(失礼!)、いかに美味しく高蛋白、低脂肪、高コラーゲン、減塩、アンチエイジング・・・を目指した料理がよく理解出来ました。

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最初の7皿の中では、中央の人参の炒め物のシャキシャキ感と味、左上の牛肉のスパイス焼きはソフト・ビーフジャーキー風、右の蓮根などまずまずどれも美味しくいただけましたが、左下の北京では有名な前菜という麻豆腐は発酵した豆苗の酸っぱさが、2人ともあまり口に合いませんでした。
これが2回目の前菜7皿。

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左下がこの「厲家菜」で一番有名な翡翠豆腐、柔らくてフルフル、空豆と帆立などで作られています。
その上の鱈のスパイス揚げは珍しくはっきりした味、ご飯のおかずにしたい一皿。
真ん中の茄子は右上のセロリの細切りと共に包丁技が素人目にもすごいです。
セロリには蛯子を酢で和えたもので繊細な味付けがされています。
上の辛子漬けの白菜は塩分こそ薄いものの、ご飯何杯でもいけそうだし、下の鹿肉、筍、干し椎茸の山椒風味合えも、高蛋白低脂肪の鹿肉をうまく使っています。
右側の海老の錦糸卵巻き揚げは、京劇の太鼓をイメージしているんだとか。
さぁ、いよいよメインに入ります。

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まずは鮑のミルク煮。
歴代の皇帝たちが最も愛した料理だそうで、とにかく柔らかく調理された鮑に甘みのあるミルクソース、青梗菜と栗も入っています。
「甘い鮑なんて・・・」と言っていた友人も食べてにっこり「これは旨い!」と。
次は一般的な中華の王道、大エビの甘酢炒めで、北京を中心に今でもポピュラーなこの料理の嚆矢となるものだそうです。

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海老の質が良く、塩分、脂分、辛味分控えめで、とても上品な炒めもの。
木耳も植物繊維、カリウム、ビタミンD、鉄分一杯でここに入っているのも分かりますね。
そしてメイン中のメインがこれ、厲家名菜と名を打たれた豚肉と白菜の煮込みです。
あと北京風の胡瓜の漬物(これは少し味が濃い)とご飯。

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鶏肉から丁寧に撮ったスープに白菜と豚肉。

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僕らはこれをお茶漬けというか、おじやにしても食べてみます。
これは確か上海の店で教わった食べ方だったかも。

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豚の三枚肉が舌の上で溶けて、白菜の甘味と相まって、何ともいえない滋味深い一皿に仕上がっています。
美味しくて健康にも寄与、最高です。
上級のコースはこのメインにフカヒレなどの皿が入るとのこと。
最後はスープで、美容と美白に良いと奥さんにでも聞かせたら「私も連れてって・・・」と言いそうなもので、魚唇、魚の浮き袋、筍のコラーゲンスープ。

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何故メインの後にスープが出るのか、マネージャーが詳しく説明してくれましたが、すみません、詳細は忘れました(ごめんなさい)。
最後はデザート2品。
まずは「祝 再会」などと文字と飾りを入れてくれた豌豆黄の羊羹、これは北京宮廷料理の店ではよく見るデザートですね。
ここのは甘味を抑え、自然な甘さのみ。

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最後の最後はヨーグルトと言われましたが、まぁ、これはミルクプリンという感じのスイーツです。
これもとてもナチュラルな甘味でした。

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いや~、お腹一杯。
でも「健康に悪くないお腹一杯」と勝手に解釈、親切にしてくれたマネージャーにお礼を言い、すっかり風の冷たくなった夜の銀座に出ます。
夜遅い時間でも、銀座は主に日本語以外を話す人たちでかなりな混雑、ハイエンドな店の冬のイルミネーションを楽しみながら、地下鉄の駅に急ぎました。

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上は「ブルガリ」、下は「山野楽器」の店頭。

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これは「和光」のです。

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この後一体いくつの忘年会があるんでしょう、役職が変わって出なくてはいけない忘年会の数は飛躍的に増え、楽しいより悩ましい方が強そうで・・・。


Commented by ホテラバ at 2018-12-16 08:01 x
場所はよく通るのでわかりますが、こんな変わり種高級中華の店があったなんて知りませんでした。ところでこの店、なんと読むんですか。
Commented by shackinbaby2 at 2018-12-16 19:27
>ホテラバさん
ウェブ・アドレスのように「レイカサイ」でいいと思いますが、本国風に言えば「リージャーツアイ」かもしれません。
Commented by muchikopapa at 2018-12-17 08:42 x
天皇誕生日から二泊東京です。イルミネーション楽しみです。コンラッドに泊まるので、カレッタ汐留のイルミネーション見ます。レストランは、三日間フレンチのクリスマスコースです。大変です。
Commented by shackinbaby2 at 2018-12-17 19:27
>muchikopapaさん
その時期の東京はキラキラしていてどこもとても綺麗ですよ。
3日間フレンチ浸け?
最近の僕はそう聞くと「えっ、僕はもうそれ、駄目かもしれない」と思うほど、以前より胃弱(?)になってしまっています。
muchikopapaさんはぜひ楽しんでらしてください。
そしてご感想などお教えいただけると、そのうちの1軒くらいには行ってみたいかと・・・。
Commented by muchikopapa at 2018-12-17 22:29 x
そうです。フレンチです。ディナーディナーランチ、三星二星二星です。大変です。
Commented by shackinbaby2 at 2018-12-17 23:37
>muchikopapaさん
どの店もクリスマスということで、より力の入ったお料理なんでしょう。
羨ましいような、でも今の僕には少しヘビーなような・・・。
ホテルはコンラッドとのこと、文句のないゴージャスな東京ステイになりそうですね。

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by shackinbaby2 | 2018-12-16 00:00 | グルメ | Comments(6)

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