ホテルでアフタヌーンティーをするなんて久しぶりです。
場所は赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」3階の「シャンパンバー by テルモン」。
「テルモン」(TELMONT)とは1912年創業のその所有畑にオーガニック認証を取得したという人気のシャンパーニュメゾンのこと。
ここで週末にはアフタヌーンティーを開催しているんです。
現在ホテルでは「アフタヌーンティーブースト 2023 ストロベリーセンセーション」と題した苺がテーマのアフタヌーンティーを「アトリウムラウンジ」を中心にプッシュしているのですが
「アトリウムラウンジ」だけでは席が足らず、オールデイダイニングの「カスケードカフェ」の席を利用したり、この「シャンパンバー」にまでそのアフタヌーンティーの席を広げているのです。
それでも予約で常に満席と。
昨今のアフタヌーンティー人気、特に苺の人気はすさまじいです。
奥さんは隣の「サントリーホール」のコンサートに行ってしまうため、僕一人で予約、何とか予約をねじ込んでもらいました。
時間は午前11時から最終入店午後6時半まで(2時間制)と超ロング、夕方の時間だったので当日でも空いていたようです。
値段は一人6800円、平日でオンライン予約すると6120円になると。
僕ら夫婦はその日ホテルに泊まっていたので、「全国旅行支援」の「地域クーポン ただいま東京プラス」を2人分計4000円分いただき、奥さんの了解を得てそれを全部使い、さらに「アンバサダー」特典でも2000円分のクレジットがあるのでそれも使い、結局は800円でいただいたアフタヌーンティーということになります。
安い方が好きなshackinbabyです(笑)。
席は「アトリウムラウンジ」などを見下ろす席がアサインされました。
まずはウェルカムドリンクというストロベリーソーダが運ばれてきます。
何の工夫もないストロベリー味のソーダ。
ちょっと安っぽいウェルカムドリンクでした。
ドリンクは紅茶やフレーバーティー、ハーブティー、コーヒー、日本茶など全部で25種類の中から、好きなものを好きなだけ、種類を変えても注文できます。
紅茶もポットで来るのではなく、注文ごとにカップで出されます。
メニューです。
そして運ばれてきました、アフタヌーンティーの象徴のような3段トレイで。
毎年人気という今年のストロベリーアフタヌーンティーは
「苺とミルク」をテーマに、旬の苺と様々な乳製品との組み合わせに趣向をこらしたストロベリースイーツ12種と、苺をアクセントにしたセイボリー5種を、25種のドリンクと共にお楽しみいただけます。
甘酸っぱい香りに包まれる、至福のひとときをお過ごしください
だそうです。
確かにこれだけ苺が並ぶと、テーブルの上は苺の香りが濃厚に。
左からストロベリーと発酵バターのクッキーサンド、ストロベリーとサワークリームのスクエアケーキ、ストロベリースコーン。
スコーンにはクロッテッドクリームが付きます。
どれもホテルのラウンジで出てくるようなスイーツよりは質感が上。
ストロベリーとコンデンスミルクのフィナンシェケーキ、ストロベリーとクリームチーズのベイクドチーズケーキ、ストロベリーとフロマージュブランのタルト。
頃合いを見計らってセイボリーのトレイも出てきます。
卵とツナのサンドイッチ、ブリーチーズとスパイスベリーソース。
スモークサーモンとストロベリーのタルタル、豚カツバーガー ストロベリーと紫マスタードのソース。
上記サンドイットのパンが渇いていた、バーガーの豚カツがいつ揚げたのか?なほど冷え切ったものだったあたりがマイナス点かも。
ストロベリーとジャージー牛乳のシュークリーム、ストロベリーと北海道産生クリームのムース。
ストロベリーとヨーグルトのヴェリーヌ、リコッタチーズとドライフルーツのカッサータ風。
ヴェリーヌとはガラス容器に入った料理のこと(スイーツとは限らない)、カッサータは通常冷やして食べるリコッタチーズやクリームチーズを使ったイタリアのスイーツです。
ストロベリーとホワイトチョコレートのチョコレートコーン、ストロベリーとマスカルポーネチーズのチョコレートカップ。
もうこれだけ食べるとさすがの僕も夕食はいらなかったですが、ここのアフタヌーンティーはお茶とスイーツの比重が昔とはだいぶ違ってる気がしました。
クラシカルなアフタヌーンティーは美味しいお茶がまずあって、それに合うスイーツやセイボリーがあるという感じでしたが、ここではとにかくスイーツ。
肝心のお茶は、特に紅茶などは1杯1杯淹れているとは思えず、薫り高いものとは思えませんでした。
日本茶(和紅茶、ほうじ茶、玄米茶)もありましたが、ティーバッグのような・・・。
今回は一人で話す相手もいなかったから余計辛口の感想になったのかもしれません。
(僕には6800円という定価ではもう一度利用しようと、誰かに薦めようとは思えなかったです)